ライター/編集をしている大矢幸世さん(@saci_happiness)が「勝手に文字起こししてくれるんだ…これマジで『寝てる間に小人さんが仕事してくれる』未来やってきたぞ…」と、自動で文字起こしを実現している様子を収めた動画を投稿し注目を集めています。
ついに自動で文字起こししてくれる未来が……?ライターの皆さんが騒然「神なの?」「これは需要ある」と注目集める
ライター/編集をしている大矢幸世さん(@saci_happiness)が2月13日、Twitterに「感動しすぎてインスタのストーリーに投下しちゃったんだけど」と投稿した動画が話題になっています。
大矢さんが投稿したのはいわゆる「文字起こし」と呼ばれる作業を自動化した様子を収めた動画。音源(サウンド)入力と出力を「SoundFlower」に変更し、Googleの音声認識(音声入力)と連動させと連動させることで実現したそうです。
感動しすぎてインスタのストーリーに投下しちゃったんだけど、音源入力と出力をsoundflowerにして、Googleの音声認識と連動させると勝手に文字起こししてくれるんだ…これマジで「寝てる間に小人さんが仕事してくれる」未来やってきたぞ… pic.twitter.com/1goVh08ATK
— 大矢幸世 / OYA Sachiyo (@saci_happiness) 2018年2月12日
朝起きて確認してみたら、改行はできないので若干整えたり解読したりは必要だけど、ほぼほぼ最後までちゃんと文字起こしできてた…! 途切れなくサクサク進んでる音源ならたぶんほっといても大丈夫だと思う…やった…!
— 大矢幸世 / OYA Sachiyo (@saci_happiness) 2018年2月12日
「改行はできないので若干整えたり解読したりは必要」だといいますが、ほぼ最後までちゃんと文字起こしができていたそう。大矢さんは「途切れなくサクサク進んでいる音源であれば、ほっといても大丈夫だと思う」と話しています。
Googleの音声入力で「自動文字起こし」を実現する方法は?
この「音声データからの自動文字起こし」を実現する方法の参考として紹介されていた記事が「SoundFlowerとGoogle Docsで自動文字起こし機 - walkingmask’s development log」。
再生するときちょっと回転数落としてゆっくりにしたのが勝因かもしれません…! これ参考になるかも。 https://t.co/v6Nz1Rwylq
— 大矢幸世 / OYA Sachiyo (@saci_happiness) 2018年2月13日
再生する際の速度を少し落とすことがポイントだそう。また、再生に使ったアプリはGarageBandとのことです。
私はGarageBand使いました!(てかなんかことのほかバズってて巻き込みRTとかすみません…😮)
— 大矢幸世 / OYA Sachiyo (@saci_happiness) 2018年2月13日
Twitterではライター/編集のユーザーから「なにこれ神なの…?」「インタビュー記事とかものすごい楽になりそう」「そんな手があったなんて」と驚く声が続出。いっぽう「試してみたが、うまくいかなかった」といった声も見られています。
うまくいかないという原因は音源の質や滑舌など、音源データによる可能性が高そう。「音源データからの自動文字起こし」には向き不向きがありそうですが、これが実現可能なのであれば感動……。
僕も実際に試してみましたが、文字起こしの精度はそこそこ。大矢さんの指摘しているとおり改行ができないため、調整などは必要になりますが、たしかに自動文字起こしが実現しました。これは色々捗る予感……!!
「Googleドキュメント」ではなく「writer.app」を使うともっと便利に
Googleドキュメントではなく、「writer.app」の音声入力を利用するともっと便利に自動文字起こしが可能になると投稿されています。なるほど。
自動文字起こしに、僕なりの答えが出ました!!
— 平野太一 (@yriica) 2018年2月16日
■ SoundFlowerで出力/入力を2chに変更
■ writer. appで音声入力 https://t.co/4W46sNVmNf
Google Docsと違ってずっと音声入力状態にできるので、途中で音声読み取りを止めないし、一文ごとに改行してくれるので最高!
参考 https://t.co/GnJdFwnxhf pic.twitter.com/OeYZYOr2iW