Amazonの「ほしい物リスト」機能を公開にしている場合、他のユーザーがほしい物リストを保存した際にリスト名が「本名」に変わってしまうという仕様になったことが話題になっています。ほしい物リストを公開しているユーザーで本名を隠しているという人は要注意です。
Amazonの「ほしい物リスト」で、意図せずネット上で本名がバレる可能性
Amazonの「ほしい物リスト」で、意図せずに本名が他人に知られてしまう可能性があると、Twitterで話題になっていました。
Amazonのウィッシュリスト、「保存する」とリスト名が本名になる仕様に変更されたようで、保存済リストも削除して保存し直すと見事にリスト名が本名に。アカウントサービス › ログインとセキュリティに登録されている名前になる模様。本名バレダメな方は非公開にしたほうがいいかと。
— まる中 (@marunaka) 2018年2月2日
通常、ほしい物リストを表示した場合、リスト作成時に設定した「受取人」の名前が表示されるようになっています。そのため、ネット上のアカウント名などを設定して「ほしい物リスト」を公開することで、匿名性を保つことができていました。
ですが、Amazonの仕様変更なのか、ほしい物リストを「保存」すると、「ほしい物リスト」を作成したアカウントの本名が表示されてしまう可能性があるのだそう。
例えば、以下は受取人を「男子ハック」という名前に設定したリスト。このリストを別のユーザーが「保存」すると……。
突如、画面に「野村純平リストがお気に入りに登録いただきました」という表示が出現。日本語もおかしいですが、いきなり僕の本名が……!!
そして、画面上に表示される名前も「野村純平」に変わっています。これは知らないで使っていたら恐ろしい……。
以下の画像は、左がほしい物リストを「保存した後」、右が「保存する前」の画面。
いつ頃からこのような仕様に変更されたのかは確認できていませんが、Amazonのアカウント作成時に偽名を入力している可能性は限りなく低いので、うっかり本名がバレるという可能性は十分にあります。
本名がバレないようにするにはどうしたらいいのか、対策は2つ!
名前を表示させたくない人は「アカウントサービス」から表示名の変更、もしくはリストを非公開に
「ほしい物リスト」から本名がバレないようにする方法は2つ。1つ目は単純に「ほしい物リストを非公開にする」という方法。
2つ目は「アカウント情報を変更してしまう」という方法。これは「アカウントサービス」から「ログインとセキュリティ」を選択し、名前を変更してしまえばOK。
実際にアカウント情報を変更して検証してみたところ、表示名が変わるのが確認できました。気になる人は設定を見直してみては?