毎日新聞は2月4日、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが第3のパークのテーマを「空」にすることで検討に入ったと報じていました。その後、オリエンタルランドは「当社として発表したものではありません」とコメントを発表。今後の計画については、2016年の発表のとおりだとしています。
東京ディズニーリゾートが第3のパークを検討中?テーマは「空」に?
毎日新聞が2月4日、オリエンタルランドが東京ディズニーリゾートの第3のパークのテーマを「空」にすることで検討に入ったと報じています。報道によると、2019年度に着工し、22年度の開業を目指すといい、名称は「ディズニースカイ」とする案が浮上しているとのことです。
世界で初めて「空」をテーマにしたパークになり、宇宙旅行やジェット機での飛行を疑似体験できるアトラクションの導入などを検討。正式な発表は4月下旬〜5月上旬になるとしていました。
「第3のパーク」に関する報道は昨年11月にもあり、その際には投資額は3000億円規模、2018年5月までに詳細を詰め、訪日観光客を意識した「日本」的なテーマを取り入れることが検討されており、2025年までの着工を目指すと伝えられていました。(参考:共同通信、産経新聞、毎日新聞)
オリエンタルランドが報道についてコメント「当社として発表したものではありません」
この報道をうけ、オリエンタルランドは「東京ディズニーリゾートの拡張等に関する一部報道について」とするコメントを発表しています。
2018年2月4日付の一部報道において、東京ディズニーリゾートの拡張等に関する記事が掲載されましたが、当社として発表したものではありません。なお、2016年4月27日に発表いたしましたリリース「東京ディズニーランド®/東京ディズニーシー® 今後の開発計画について」に記載のとおり、2021 年度以降の開発方針につきましては、東京ディズニーリゾート全体の価値向上に向けたさまざまな検討を進めております。
オリエンタルランドは今後の計画については2016年4月27日に発表したリリースに記載したとおりと説明しています。
2021年度以降、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーを更に進化させるべく、現在開発計画を検討しております。東京ディズニーランドでは、この度のファンタジーランドを含めた 7 つのテーマランドすべてを開発対象に、エリア規模での刷新を順次おこなうなどインパクトのある開発をおこなってまいります。一方、東京ディズニーシーでは、世界で唯一の海をテーマにしたディズニー・テーマパークとして飛躍的な進化を遂げるべく、複数の拡張用地を活用した大規模なパーク開発をおこなうことで、質・量ともに体験価値を大幅に向上させてまいります。このほか、東京ディズニーリゾート®内のホテル客室数の増加など、東京ディズニーリゾート全体の価値向上に向けたさまざまな検討を進めていく予定です。なお、東京ディズニーリゾート事業以外の新規事業につきましては、目標とする時期を限定することなく、1 セグメント化を目指し引き続き検討を進めてまいります。
値向上に向けたさまざまな検討を進めております。
(追記)オリエンタルランドの宮内良一執行役員が「第3のパーク」について「そういった計画はない」と明言したと日経新聞が報じています。