仮想通貨取引所「Coincheck」から仮想通貨NEMが5億2300万NEMも不正に流出。流出時のレートで約580億円相当で、Coincheckは現在サービスの一部機能を停止し、日本円の出金ができなくなっています。ここに目をつけた詐欺情報が出回っているそうです。
NEM不正流出のコインチェックに「詐欺情報」が出回っています
世界で最大の仮想通貨流出事件となった、仮想通貨取引所「Coincheck」のNEM不正流出。流出したのは約5億2300万NEM、日本円にして約560億円(流出時のレート)にもなりました。
NEMの不正流出をうけ、コインチェック株式会社は現在「日本円を含めた全ての通貨における出金を停止」しています。ですが、ユーザーからは「コインチェックから出金したい」というニーズは高く、そこに付け込んだ詐欺情報が出回っているようです。
【5分でわかる】コインチェック、約580億円の仮想通貨NEMが不正流出(1/29 Update)「仮想通貨(ビットコイン等)を送金することで、通貨の出金ができる」という偽情報
埼玉県警本部生活安全企画課が運営するTwitterアカウント・埼玉県警犯罪情報管(@spp_jyouhoukan)はTwitterで【コインチェックに関する偽情報に注意】と案内しています。
【コインチェックに関する偽情報に注意!】
— 埼玉県警察犯罪情報官 (@spp_jyouhoukan) 2018年1月29日
コインチェックを装ったアカウントから、仮想通貨(ビットコイン等)を送金すれば、通貨の出金ができる旨の偽情報がツイートされているとの情報が寄せられています。
公式ホームページでの情報を確認する等、安易に送金等しないようにしてください。#埼玉県警
偽情報は出金が停止されているコインチェックから「仮想通貨(ビットコイン等)を送金すれば、通貨の出金ができる」というもの。埼玉県警犯罪情報管は、公式の情報を確認するなど、安易に送金をしないように注意を促しています。
今回の騒動でユーザーからの信頼を失った「コインチェック」。コインチェックに預けたままの仮想通貨や日本円が出金できるようになるのはいつになるのやら……。