プログラミング学習サイト「Progate」がiOSアプリの配信を開始しました。Progateは「HTML & CSS」「Java」「jQuery」「Ruby」「Python」など、全14コース・66レッスンを受けることができる初心者向け学習サイトです。
スマホで「実際に手を動かしながら」プログラミング学習ができるアプリが登場
初心者向け向けのプログラミング学習サイト「Progate」は25日、スマートフォンからプログラミング学習が可能となるアプリの配信を開始しました。まずはiOS版が配信され、3月以降にAndroid版も配信予定とのこと。
Progateは、「実際に手を動かしながらプログラミング学習ができる」という点が特徴で、2014年のサービス公開時には「日本版Codeacademy」とも注目を集めました。
アプリ版「Progate」のイラストが多く、理解しやすい教材が用意されており、サービスの特徴でもある「実際に手を動かしながら学習ができる」点についても、スマートフォンに最適化されたUI/UXが用意されています。
ブラウザ版と同じく、自分で書いたコードはプレビュー画面にすぐさま反映されるようになっているため、何をしているのか理解しながら学習を進めることができるようになっています。
レベルアップなどゲーム感覚で学習を継続するための仕組み
実際にProgate(iOS)を試してみたところ、スマートフォンでの操作に最適化されていることがよくわかります。
プログラミング学習といえば、真っ黒い画面に向かってコードをひたすら書いていくイメージがありますが、Progateの画面は初心者にとって心理的にも「自分でもやれそう」と思わせてくれるカジュアルさが魅力。
アプリの想定ユーザーは「小・中・高校生、大学生」「プログラミング未経験社」などを対象にしているということもあり、「自分でもやれそう」と感じさせてくれる体験にはさらに磨きがかかっています。
レッスンが修了すると経験値を入手し、ユーザーのレベルが上がっていくという仕組みも。レベルがあがったからといって何かが起こるというわけではありませんが、意外と「もう1つレッスンすればレベルあがるからやってみようかな?」という学習へのモチベーション維持に役立ちそう。
現在公開されているのは「HTML & CSS 初級編」のみ。今後は「Java」「PHP」「Ruby」など、ニーズの高いものから順次リリース予定。また、将来的にはブラウザ版と同じく有料サービスも導入予定とのことです。
(ブラウザ版では、無料会員は基礎レベルの16レッスンが学習可能。有料会員は実践・応用に発展した全66レッスンが学習できます)