面白法人カヤックが独立行政法人中小企業基盤整備機構のPR動画「社畜ミュージアム」を公開。ネットでは早くも「笑えないけど笑った」「泣ける」など、多くの反響がよせられ話題になっています。
不健全な会社によくいる社畜の様子をおさめた「社畜ミュージアム」
どこかで見たこと、聞いたことがあるような社畜あるあるをおさめた動画「社畜ミュージアム」が話題になっています。この動画は、面白法人カヤックが中小機構の認知向上を目的として制作したPR動画。
企業に務める人なら、誰もが「あるある」と共感してしまうような、社畜あるある。例えば、「暇そうな上司から『進捗どう?』と毎日詰められ、爆発寸前の社畜社員」を描いた作品は「進捗モンスター」として展示されています。
他にも「昨日3時間しか寝てないわー」「俺なんて2時間だし」などと、寝てないオレやばくない?自慢を繰り広げる「寝てない自慢大会」などがあり、こちらはドラクロワの名画「民衆を導く自由の女神」をモチーフに描かれています。
重厚な雰囲気を演出しているBGMはモーツァルト「レクイエム 怒りの日」。ネットでは「既視感がすごい」「ほぼほぼ遭遇したことあるし、体験してきた」「社畜を辞めたからこそ笑える」「こうはなりたくない」など多数の反響が寄せられています。
中小機構「「働く人を、もっと笑顔に」「日本の中小企業を支えたい」
社畜でない人はユーモアに見える「社畜ミュージアム」ですが、社畜の人から見れば阿鼻叫喚。笑えない現実。この動画に中小機構が込めたのは「中小企業の抱える問題を積極的に支援していく」というメッセージ。
「社畜ミュージアム」の最後には「働く人を、もっと笑顔に」「日本の中小企業を支えたい」というキャッチコピーが出て、動画は終了します。
担当したクリエイターは面白法人カヤックの平野俊介氏、株式会社VROOOOMの小山巧氏。平野氏は、昨年話題になった「トレンディドラマの『あるある』を再現した動画などを手がけています。