
Appleがバッテリーの劣化したiPhoneの性能を意図的に制限している問題で、AppleのCEO・ティム・クック氏がこの機能について「オフ」にすることができる機能を次期アップデートで提供する予定であることを明らかにしました。
iPhoneのバッテリー劣化で性能制限、次期iOSのアップデートで「オフ」が可能に
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Appleのティム・クックCEOが17日(現地時間)、ABC Newsのインタビューで、iPhoneのバッテリーが劣化するとiOSが自動的に性能を制限する機能を「オフ」にすることができるにすることを明らかにしました。
バッテリー劣化による機能制限をオフ機能を搭載する「次期iOS」は、2月にリリースされるベータ版に搭載されるといい、3月にも正式版がリリースされる見通しとのことです。
突然のシャットダウンを回避できなくなるため、「オフ」にすることは推奨しない
ティム・クックCEOは「ユーザーの体験を優先したことで、説明が足りていなかった」「誤解を招いたことを深くお詫びします」とコメント。
iPhoneのバッテリー問題について、Appleは「突然のシャットダウンを回避するため」と説明していますが、ティム・クック氏は「オフ」にすることは推奨しないとしています。