Twitterは18日、ヘイト行為や攻撃的な行為を減らすことを目的に改定したTwitterルールを開始したと発表しました。新しいポリシーでは「暴力や身体的危害に関するポリシーの拡大」と「ルールの適用範囲の拡大」が行われています。
Twitterを安全に利用できるように、暴力や身体的危害に関するポリシー拡大
Twitter Japanは18日、10月に予告していた「安全面に関する今後の予定」に基づき、ヘイト行為や攻撃的な行為を減らすことを目的にルール改定を行なったことを発表しています。
今回のポリシー変更の1つは「暴力や身体的危害に関するポリシーの拡大」。具体的には暴力を使用または推奨するグループに関するアカウントを禁止、暴力や暴力行為を賛美するコンテンツの禁止などが挙げられています。
違反行為があった場合、当該ツイートの削除をTwitterが依頼すると説明していますが、違反行為を繰り返し行うアカウントは永久凍結するとしています。
暴言や脅迫、差別的言動に対するポリシーの適用範囲を拡大
また、属性を理由とした個人または特定の集団への暴力の助長や直接的な攻撃行為、脅迫行為を助長すること。他の利用者が発言しにくくなるような嫌がらせ、恐怖感を与えることも、Twitterでは禁止されています。このポリシーについても今回の新ルールより、ツイート以外のコンテンツにもルールが拡大されます。
具体的にはユーザー名、表示名、プロフィール自己紹介部分などに、暴力的脅迫や攻撃的中傷や暴言、人種差別的や性差別的な表現、人間の尊厳を侵害する攻撃的内容や恐怖を煽る内容が記されているアカウントは永久凍結を含めた執行措置をとるとしています。
さらに、ヘイト表現をともなう画像も「不適切メディア」に含まれるように変更されます。人種や宗教、性的指向、民族や出身地を理由に他社に的いや悪意を増幅させるようなロゴ、シンボル画像を差別的な画像とみなすとのことです。