Satechiが販売する、MacBook Pro 13インチ/15インチ用のUSB-Cマルチハブ「ALUMINUM TYPE-C PRO HUB ADAPTER」をサンプルで提供いただいたので半年ほどじっくり使っていますが、これを使ったらもう手放せないレベルで最高です。
MacBook Proは外部ポートがThunderbolt 3しかなくて超絶使いにくい
MacBook Proの難点は「外部ポートがUSB Type-Cのみ」という点。USB-CではiPhoneを充電することもできないですし、これまで持っていた外付けHDDなどの外部機器のほとんどが使えません。
だからといって、USB-C対応機器に買い換えるほどお金に余裕もない……。そこで活躍するのがUSB-Cを拡張するハブ。いくつかのメーカーから販売されていますがSatechiの「ALUMINUM TYPE-C PRO HUB ADAPTER」がとにかく最強と言えるレベルでした。
MacBook ProのUSB-Cポート2つを使い、本体と一体になるタイプのハブ。追加されるのはThunderbolt 3 ×1、USB 3.0 ×2、USB-C ×1、SDカードスロット ×1、microSDカードスロット。そしてHDMIも追加されます。
「このハブがあれば、とりあえずなんとかなる」という安心感
「これ1つあれば、とりあえずなんとかなる」といえるほどの拡張っぷり。デジカメで撮影した写真をすぐにMacへ、iPhoneの充電もMacから、外付けHDDもハブにつなげばOK……。
さらにHDMIポートで、外部ディスプレイへの出力もOK。デザインもとてもシンプルでMacとの一体感も完璧です。
本体はとてもコンパクトなので、常にMacBook Proと持ち歩いても苦にならないサイズ。Appleが公式で取り扱っていないのが信じられないですね。
MacBook Proに装着しても違和感なく、Apple純正かのような一体感が最高
実際にMacBook Pro(15インチ)に装着してみるとわかりますが、シンプルでスマート!
肝心の"性能"の部分ですが、USB-C、USB 3.0、SDカードスロットの転送速度は全く不満なし。
Thunderbolt 3ポートからThunderbolt Displayへ接続(Thunderbolt 3 - Thunderbolt 2アダプタを使用)、さらに外付けHDDを2つ接続していますが、6か月使っていて不具合は1度も発生していません。
使わなくなっていたディスプレイを再活用してトリプルディスプレイ環境が完成
個人的に嬉しいのはHDMIポートがあることで、家で使わずに転がっていたディスプレイが活用できるようになった点。
LG 5K、Thunderbolt Displayに加えて、21インチのディスプレイを縦置き!作業領域が広くなると、見通しよく仕事ができて最高。
Satechiの「ALUMINUM TYPE-C PRO HUB ADAPTER」は最高なのですが、価格が1万円超え。ですが、安価なUSB-Cハブを購入すると思わぬデメリットに遭遇することもあるので注意が必要です。
特にMacBook Proは充電/給電もUSB-Cから行うため、安価なUSB-Cハブを経由した場合、給電能力(ワット数)が低下してしまうということもあるそう。
安かろう悪かろうではないですが、これからMacBook Pro用にUSB-Cハブを購入しようと検討している人は、多少高くても「ALUMINUM TYPE-C PRO HUB ADAPTER」がおすすめですよ!