スマートフォンケースで人気のメーカー「Spigen」から、iPhone X用のケースを3種類サンプルで提供していただいたので、それぞれのケースの特徴を比較しながらご紹介。自分にあったケースの方向性が見つかるかも?
Spigen「リキッド・エアー」は薄さと衝撃吸収加工が魅力
SpigenのiPhone X用ケース、1つ目は「リキッド・エアー」です。リキッド・エアーといえば、そのスリムなデザインと、衝撃を吸収してくれるクモの巣状の加工が特徴。
米軍軍事規格を取得していることから、ケースのタフさはお墨付き。素材は特殊ソフトTPU素材を利用しているので、変形などもしにくい特徴があります。
背面は小さい三角形の模様が並んだデザイン。ケース内部の四隅の角にはエアクッションが備えられているため、落下時の衝撃を抑える働きをしてくれます。
本体サイドにあるボタン類はケースに覆われる形になりますが、ボタンの操作性は問題なし。レンズ周りの出っ張りもケースによって解消されているので、置いた時に傷が付くことも防げます。
手に持った感触はサラッとしていますが、TPU素材の質感と背面の模様が良い感じでグリップの役割も果たしてくれている感じがします。
カラーバリエーションは「ブラック」「ミッドナイト・ブルー」「マット・ブラック」の3色。
Spigen「ラギッド・ クリスタル」は最強の透明ケース
SpigenのiPhone Xケース、2つ目は「ラギッド・ クリスタル」。iPhoneケースで安定の人気を誇る透明ケースですが、衝撃に強いのが特徴。
見た目から分かる通り、四隅の部分が特に厚くなっていることにくわえ、やはりケース内部にも落下時の衝撃を抑えるためのエアクッションを採用しています。
ケースの素材はTPU素材。ケースの内側は細かいドットパターンが施されており、iPhone X背面のガラスパネルを傷つける心配も、透明ケース装着時によく見られるケースとiPhoneが密着して滲むことも防いでくれます。
落下時の衝撃を抑えるために少し厚めに設計されているため、手に持った感じは少し大きくなった印象を受けます。厚さでいうと0.25mmほど。
iPhone Xのそのままのデザインを活かしつつ、本体の保護もしっかりしたいという人にオススメ。しかも、Amazonなら価格も1,199円(48%オフ)とかなりお買い得なのもポイント高めです。(※価格は記事執筆時)
Spigen「ウォレットS」はカードポケットの付いた手帳タイプ
SpigenのiPhone Xケース、3つ目は「ウォレットS 」。こちらはカードポケットが付いた手帳タイプのケースです。
手帳タイプの特徴は何と言ってもカードポケット。こちらのケースは3つのポケットがついています。ストラップ部分はマグネット式になっているため、カバーを閉じた状態で固定してくれます。
素材はTPUレザーで、iPhoneをはめ込む部分はポリカーボネート素材。シンプルなデザインですが、ケースの表面に「Spigen」と刻印されています。
また、手帳タイプのもう1つの特徴である、横向きでスタンドのように使用できる機能も。細かい角度も微調整できるので、新幹線などで移動する際には重宝しそうです。
最近はApple Payなどで持ち歩かな書くてはいけないカードも減ってきているため、どうしてもカードポケットのあるiPhoneケースが欲しいという人向けという印象です。
SpigenのiPhone Xケース、個人的なオススメは「リキッド・エアー」
「リキッド・エアー」「ラギッド・クリスタル」「ウォレットS 」と紹介してきましたが、僕が一番オススメなのは1番最初に紹介した「リキッド・エアー」です。
デザインや機能性(耐衝撃)を考えると、一番シンプルで長く使えそうというのが高評価です。次点が「ラギッド・クリスタル」ですが、透明ケースにしては少し無骨なイメージが……。同じSpigenの「ウルトラ・ハイブリッド」のほうが薄くていい感じな気がします。
個人的な評価で一番微妙なのが「ウォレットS」です。デザインが好みでないというのが最も大きいですが、Apple Payなどカード&キャッシュレスになってきている今、カードポケットはいらないのでは?
また、今回紹介していませんが「シン・フィット」という薄型のケースや、「ラギッド・アーマー」というタフケースもラインナップされています。