Twitterは19日、より安全に利用することができるように新しい取り組みと、詳細なスケジュールについて発表しました。発表は当初英語のみで行われていましたが、日本語での詳細が正式に発表されています。
「Twitterルールの更新」「ルール違反者へのコミュニケーション、審査プロセスの変更」を案内
Twitter Japanは25日、Twitterを安心して利用することができるように、今後数ヶ月の間に予定している「Twitterルールの更新」「ルール違反者へのコミュニケーション、審査プロセスの変更」を案内しています。
先日ご案内したTwitterルールの更新、ルールに違反した方々へのコミュニケーションや審査プロセスの変更予定を日本語にしました。https://t.co/liZDKGlwhi
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2017年10月26日
昨日に起きた、ハリウッドの大物プロデューサーの性的暴行・レイプ疑惑などに批判をした米女優のアカウントが一時凍結されるという事案が話題となり、アメリカでは「アメリカ凍結に関するルール」への批判や指摘が集まっていました。
また、国内でもTwitter上で活動している「絵師」や「漫画家」のアカウント凍結が相次いだことや、「蚊を殺しただけでアカウントが凍結された」というデマが拡散するなどしていました。
(蚊を殺したツイートが理由での凍結はありえません…)
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2017年8月31日
最近では長門知大によるマンガ「将来的に死んでくれ」のタイトルをツイートしたことでアカウントが凍結された(?)という投稿が話題になっています。
可愛そすぎやろ pic.twitter.com/cIuWOTZaWg
— えすちまる (@xEstiy__) 2017年10月18日
今後は、Twitterでルール違反をしたユーザーへ「なにがルール違反だったのか説明」「メールとTwitterアプリで連絡」などを行なっていくようにルール改定が行われると説明しています。
Twitter「安全面に関する今後の予定」
今後予定されている、Twitterのルール改定のスケジュールが以下のとおり。言語によっては、日程がずれる可能性があるとしています。
10/27 同意なく投稿された性的コンテンツ | 意なく投稿された性的なコンテンツの定義を拡大。盗撮画像の無断投稿も含めます。同意なしの投稿と判明した場合、アカウントは即刻凍結。 |
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10/27 アカウント凍結時のコミュニケーションの向上 | 攻撃的な行為でアカウントが凍結された場合、凍結されたアカウントはTwitterに異議申し立てが可能。Twitterの判断が間違っていないことが確認できた場合は、どのルールに違反したのか詳細を説明する。 |
11/1 違反した方へのルールのご案内 | 違反行為でのアカウントロックやツイート削除を要請された場合、どのポリシー違反なのかメールとTwitterアプリから説明をします。 |
11/3 アカウント凍結をメールでご案内 | 攻撃的な行為でアカウントの凍結が行われた場合、メールで通知します。 |
11/3 Twitterルールの更新 |
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11/13 報告の優先順位をサポートする新技術の導入 | 違反報告されている案件をランク付けする技術をアップグレードします。 |
11/14 報告の審査プロセス | ルールに基いて処理を行う際に考慮する要因についてご案内します。 |
11/22 ヘイトを助長するアカウント名 | 攻撃的、差別的なアカウント名の利用を禁止します。 |
12/14 暴力の容認と賛美 | 脅迫や深刻な危害を望むつオートの範囲を拡大し、殺害や深刻な身体的危害を及ぼすような暴力を容認したり賛美する内容も含めます。 |
12/14 目撃者からのレポートの審査・調査に関するアップデート |
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12/20 一方的な性的誘惑行為への処置の拡大 | アカウント間のやりとりが同意のものであるか判断する際に、過去の相互的なやりとりを考慮点に含めます。 |
1/10 よりアップグレードされた目撃者からの違反報告の審査・調査プロセスの導入 | 目撃者からのレポートの審査・調査に関するアップデート(12/14のルール更新)を、該当するすべての報告において適用します。 |