iPhone Xの年内出荷、2000万台にとどまる見通し ―― 日経新聞報道

iPhone Xの年内出荷、2000万台にとどまる見通し ―― 日経新聞報道

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10月27日より予約が開始される「iPhone X」の年内出荷量は、当初の計画の約半分となる2000万台にとどまる見通しであると、日本経済新聞が報じています。記事によると、ディスプレイの製造過程と顔認証(FaceID)のモジュールの不具合解消が原因としています。

月1000万台規模の生産まで回復も、年内の販売量は2000万台超に

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日本経済新聞は24日、11月3日に発売されるAppleの「iPhone X」について、2017年内の出荷量は2000万台超にとどまる見通しだと報じています

記事によると、出荷台数が2000万台超というのは当初の計画の約半分だといい、有機ELディスプレイや顔認証(FaceID)のモジュール組み立て行程で不具合が起きていたことが原因とのこと。

また、現在は不具合は解消しており、月の生産量は1000万台規模にまで回復しているとも伝えています。Appleは追加生産の依頼先も模索しているとしており、生産量が急速に改善する可能性もあるとしています。

iPhone Xの「品薄」は覚悟しておいたほうが良い

iPhone Xに関するこれまでの報道とあわせても、iPhone Xの年内の出荷台数が少ないことは明白。AppleはiPhone 6sまでは、販売から3日間の販売台数を発表しており、iPhone 6sは1300万台以上販売したと発表しています。

これと比較しても年内に2000万台はかなり少なめ。日本への初回出荷台数は14000台程度という予測や、年末までには改善されるという報道もありましたが、果たして……。