一部分だけが動いているという不思議な写真のシネマグラフ。少しずつInstagramで流行り始めているという噂を聞いて、iPhoneだけでシネマグラフを簡単に作ることができるアプリ「Plotagraph」を試してみました。静止画からシネマグラフを作ることができるというのが画期的!
写真の一部だけが動くシネマグラフ × "インスタ映え" = かなりエモい
Instagramでじわじわ流行っているという、一部だけが動く不思議な写真の"シネマグラフ"。シネマグラフといえば動画から作成するというのが定番。ですが「Plotagraph」を使えば、静止画からシネマグラフを作成することができてしまいます。
「Plotgraph」を使うとどんな写真(シネマグラフ)が作れるの?という作例が以下のような写真。"インスタ映え"する写真と組み合わせると、かなりエモい写真ができます。
動画から作成するシネマグラフほどの自由度はありませんが、iPhoneだけで空や水など背景を動くシネマグラフを簡単に作ることができます。しかも、作成にかかる時間は5分くらいです。
「Plotgraph」を使ってiPhoneでシネマグラフを作ってみた
まずは「Plotograph」でどんなことができるかをご紹介。「アニメーション」では「写真を動かす方向と強さ」を、「マスク」では、「写真を動かさない範囲」を設定できます。
「アンカーポイント」では、「写真を場所を場所をピン留め」でき、「アニメーション速度」では、「動きの速度」を調整することができます。
実際に簡単なシネマグラフを作ってみると、以下のようになります。写真は東京ディズニーシーの入ったところにある噴水「アクアスフィア」で撮影した静止画。
噴水の部分の水だけを動かしたいので「アニメーション」を追加。そして、動かしたくないエリアを「マスク」で塗っただけです。
そうすると、こんなシネマグラフができます。所要時間は3〜5分くらいでした。作成したシネマグラフはGIFや動画に書き出すことができます。
アンカーポイントや、細かくアニメーションを設定すれば、もっと面白い作品を作ることができそう。iPadにも対応しているので、iPadならさらに捗りそうな予感。
動画から簡単にシネマグラフを作成することができるアプリ「Cinemagraph Pro」もありますが、こちらはアプリ内課金(年間23,800円〜)が必要でかなり高価。そしてシネマグラフ用の動画が必要なので、三脚などでしっかりと固定して撮影した動画でないと綺麗なシネマグラフを作成することができません。
その点、「Plotagraph」は静止画から作成できるのが凄いお手軽。動画よりも静止画のほうが撮影する機会は多いので、素材も十分にありますしね。
600円と有料アプリではありますが、「Cinemagraph Pro」(年間23,800円〜)を考えると十分に元を取れる価格。興味のある方は是非どうぞ!