例年、新型「iPhone」の登場にあわせアップデートされている「iOS」ですが、「iOS 11」では32bitアプリが起動できなくなることが発表されています。このアップデートで、iOS 11で動作しなくなるアプリは18万個以上になるとBusiness Insiderが報じています。
「iOS 11」では今使っているアプリが動かなくなるかも?
9月に開催される新型「iPhone」にあわせてリリースされることが予想されている「iOS 11」では、32bitアプリのサポートが終了し、32bitアプリはiPhoneで動作しなくなることが発表されています。
「iOS 10.3」以降を利用しているユーザーには「このAppは将来のiOSのバージョンでは動かない可能性があります。Appの開発元は、互換性向上の為にこのAppをアップデートする必要があります」といった警告が表示されていますが、この影響で実際に動かなくなるアプリは18万個以上になるとBusiness Insiderが報じています。
これはiPhoneアプリの約8%に相当するといい、大部分は「ゲーム」アプリ。次いで「教育」「エンターテインメント」「ライフスタイル」に関連するアプリが多いとのことです。
「iOS 11」で動かないアプリは「設定アプリ」から調べることが可能
現在使っているiPhoneを「iOS 11」にアップデートした場合、使えなくなるアプリが存在するかは「設定アプリ」から調べることができます。
設定アプリを開き一般 > 情報と開きます。
続いてAppを開くと「App互換性」という項目が表示されます。ここに表示されるアプリは「iOS 11」では動作しません。
アップデートがあまりされていないアプリは、iOS 11で動作しなくなる可能性が高いです。iOS 11が提供される前に調べておくことをオススメします。