分譲マンションのコピーが「ポエムっぽい」と言われ生まれた言葉「マンションポエム」。このマンションポエムに着想を得た(?)、日清「どん兵衛」の広告が完全に「マンションポエム」になっています。日清によると「どん兵衛の美味しさを、表現豊かにお伝えしたい」「私たちが至った結論は、ポエムでした」とのこと。
「どん兵衛の美味しさを、表現豊かにお伝えしたい」「私たちが至った結論は、ポエムでした」
最近の分譲マンションの広告はポエムのように"エモい"。日清「どん兵衛」は7日、そんな"マンションポエム"のような広告を新たに打ち出しました。
マンションポエムといえば、これまで「劇的に、千葉」「駅近の静域」「守ってきたもの、譲ってゆくもの」など、数々の名コピー(ポエム)が生まれていますが、これをどん兵衛に置き換えると「劇的に、蕎麦」となります。
凄い、マンションポエム見つけました(笑)#劇的に千葉 #エクセレントシティ千葉グランテラス pic.twitter.com/2VKyH5wj09
— 5fret(ごフレット)君 (@5fret) 2015年12月28日
見た目は完全に分譲マンションの広告のようですが、よく見てみると「希望小売価格180円」など、どん兵衛の価格が表記されています。
「天プラ。それは、天まで響くプライド」って、マジか。天プラって、そういうことだったのか……。(違う)
また、関東と関西ではつゆの味に変化があるのも「どん兵衛」の特徴。今回の広告ではその点にも触れられています。(わかりにくいけど)
日清によると、どん兵衛の美味しさを伝えるため「未だ挑戦していない領域に踏み込む必要があるのではないか」と考え、表現の豊かさを突き詰めた結果「ポエム」に辿り着いたとのこと。
マンションポエムをオマージュした背景には「『こだわりの結晶』を豊かな表現をもって語るものの代表が、マンション広告」、こだわりを持って生きている「働き盛り世代」に、日清のこだわりを届けたいという理由があるそう。
さらに、2020年に向け盛り上がっていく不動産、マンション市場という社会背景も踏まえたとのことです。
「広告展開(例)」も分譲マンション風!? 特設サイトも公開中
今回の広告は、関東ではJR東日本の主要駅、関⻄では阪神電鉄の主要駅に掲出されるとのこと。それ以外の広告展開の例についても公開されています蛾、これも完全に分譲マンションの広告のよう。
「へー、新しいマンションかー。……って"どん兵衛"じゃん!」ってなること間違いなし。
新聞の折り込みチラシに入っていても、完全に分譲マンションの広告と一致。
さらに、今回の広告展開にあわせて特設サイト「どん兵衛ポエム」も公開中。(URLがポエムになっててウケる)6月に公開されたカップヌードルの新CM("現代版"魔女の宅急便)もすごかったですが、最近の日清はかなり攻めてますね。
最高!カップヌードル新CMは「”現代版”魔女宅」JKのキキとドローン部部長のとんぼが登場