警視庁サイバーセキュリティ対策本部は19日、「ウイルス付きメールが拡散中!件名は『重要書類』」といった注意喚起をTwitterに投稿。また、警察庁のTwitter公式アカウントでも同様に注意喚起が行われています。
警察庁、警視庁サイバーセキュリティ対策本部が注意、添付のExcelファイルはウイルス
警視庁、および警視庁サイバー犯罪対策課の公式Twitterアカウントが19日、ウイルス付メールに注意を呼びかける投稿をしています。
投稿によると「重要書類」「口座振替払い」の件名で送られてきたメールに添付されているExcelファイルがウイルスであるとのことです。
【サイバー犯罪対策課】
— 警視庁サイバーセキュリティ対策本部 (@MPD_cybersec) 2017年7月19日
ウイルス付メールが拡散中!件名は「重要書類」。本文は添付書類を開くよう誘導する内容となっていますが、添付されているエクセルファイルはウイルスです。ご注意ください!
【コンピュータウイルス付メール情報】「口座振替払い」と題するメールが配信されています。本文は、添付書類を開くよう誘導する内容となっていますが、添付されているエクセルファイルはウイルスですので、開かないでください。
— 警察庁 (@NPA_KOHO) 2017年7月19日
【コンピュータウイルス付メール情報】「重要書類」と題するメールが配信されています。本文は、添付書類を開くよう誘導する内容となっていますが、添付されているエクセルファイルはウイルスですので、開かないでください。
— 警察庁 (@NPA_KOHO) 2017年7月19日
日本サイバー犯罪対策センター(JC3)はも同日、同様の注意喚起を呼びかけ、ウイルス付きメールの具体例も紹介しています。
ウイルス付きメールの具体例(一部)
JC3では、今回確認されているウイルス付きメールの具体例を12パターン紹介。件名が「重要書類」「口座振替払い」「請求書を添付」など、複数のパターンが確認されているようです。
【送信日】2017年7月19日【件名】重要書類【添付ファイル】XX00000000.xls【本文】お世話になります。昨日お話した重要書類です。(※赤字の部分にはランダムな英数字が入る)
【送信日】2017年7月19日【件名】口座振替払い【添付ファイル】サービス請求書.xls【本文】御依頼の登記が完了しましたので、お手数ですが、費用のお振り込みをお願いします。よろしくお願いします。*********************(東京法律事務所内)電 話:03-3355-0000FAX:03-3357-0000※2016年6月9日から事務所住所が変わりました。*********************(※赤字の部分にはランダムな英数字が入る)
他の具体例はJC3をご確認ください。
ウイルス感染の有無を確認する試験サイトも公開中
JC3は、感染の可能性があるマルウェア(DreamBot・Gozi)について、感染の有無をチェックするサイトを試験運用しています。
同サイトで問題ないと表示されたとしても「感染していないことを保証するものではない」という点に注意。また、他のウイルスなどに感染している可能性も排除されません。