「虐待を見抜くことができるかもしれない質問」が話題になり物議

「虐待を見抜くことができるかもしれない質問」が話題になり物議

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子どもの「虐待」を見抜くことができるかもしれない、という質問がTwitterに投稿され話題になっていました。ですが、この手法が本当に子どもから虐待の事実を引き出すことができるのかなど、手法について指摘する声もあがっています。

担任の先生「家庭での叱られ方を知りたい」 → 「先生を叱って傷つけてごらん」

目黒@レベリオの民さんによると、担任の先生が生徒が"家庭でどんな叱られているのか知りたい時"に正攻法から聞き出さずゲーム感覚で「先生を叱って傷つけてごらん」と質問すると、家庭で親から言われて傷ついた言葉が"主語を先生に置きかえて出てくる"のだとか。

目黒@レベリオの民さんがご自身の次男にこの質問をしたところ「いつもだらしがないんだから!」と、子どもから叱られたそう。

子どもは、「大人から言われた何気ないひとことを一生忘れない」ということはよくあるもの。虐待の早期発見は大事ですが、この質問で子どもから正しく情報を引き出すことができるのか、疑問視しする声もあがっています。

この手法に対して、ネット上では賛否両論

この投稿がTwitterで話題になり「なるほど」「子どもは大人を写す鏡ですね」「画期的」と、この手法に納得する意見があがっています。

ですが、一方では「自分は大人に迷惑ばかりかけるダメな子どもと思わされている子は『無理』と答える」「虐待を受けてる子はそんな明るく話してくれないと思う」と、この手法では難しいといった指摘も。

また、「その後の先生の行動が大事である」「ネットで人を攻撃している人にも通じる話」といった指摘もみられています。