定期的に話題になっている「Twitterのステッカー(スタンプ)機能で加工した写真は、ステッカーを外すことができる」というデマ情報が再び話題になっています。今回は、「通信制限にかかっている時に外れる」というデマになっています。
Twitterのステッカーを外す方法?デマ情報のうえに、さらにデマ情報をかぶせるユーザーも登場
Twitterの公式アプリで利用できる「ステッカー(スタンプ)機能」で加工した写真から、ステッカーを消す(外す)ことができるというデマ情報が再び話題になっています。
今回は「通信制限の時に見たらスタンプが外れて見える」といった内容。よく考えなくても、明らかにデマとわかる内容ですが、Twitterでは信用してしまうユーザーもいるようです。
Twitterでさ、自撮りの画像よくTwitterのスタンプで隠してる人見るけど
— すぃくん (@Lv_167) 2017年6月13日
あれ通信制限の時見たらスタンプ外れて思いっきりお顔拝見出来てるから気をつけた方がいいよ
デマだと見抜けずに「マジか」「知らなかった」などと信じてしまうユーザーも。さらに怖いことに、このデマ情報のうえに、さらにデマ情報を重ねてくるユーザーも登場しています。
追加のデマ情報は、Twitterのステッカーで加工した画像は、元画像にスタンプを重ねて表示しているため、2枚の画像を1枚に見せている「レイヤー構造」を持っていると説明するデマになっています。
これは2つのものを重ねた状態を維持してるからってことかな?1個目ダウンロードして、2個目ダウンロードしてるの長すぎて下にある1個目の画像だけが表示されるってことな気が。普通の編集してあるやつだと、画像は1つ、として認識されるから平気だと思うよ。戻すソフト使うほど暇なやついないし。 https://t.co/4qfipvfkXT
— 由李(ゆうり)@6/11NEWS 12℃ (@yuurioryuumi) 2017年6月14日
これはマジ。元々スタンプ画像はレイヤー仕様なので、元画像部分とスタンプ部分は独立した別の画像を重ね合わせて表示してる。通信制限かかると画像の読み込みが遅れるので、先に画像の部分だけ来てスタンプの画像が後から送られてくる時差の間に顔が見れるってのは充分有り得る話。 https://t.co/6gizV2r6rB
— 広瀬 (@hiroro_ronron) 2017年6月13日
これは全くのデマ情報。ステッカーで加工された画像は2枚を重ねているのではなく、1枚の画像になっています。
前回話題になった時にステッカーを外すことができないことは検証済
定期的に話題になる「Twitterのステッカーは外せる(消せる)」というデマ情報ですが、前回話題になった際になつきさん(@Stocker_jp)検証も行っています。
Twitterのステッカーで隠しとけばいいや笑
— える@AMVちゃんねる (@NightCoreAmvCha) 2017年5月16日
とか思ってる人が死ぬやつおいとくね pic.twitter.com/CMLPjO88jH
インターネットに明るい人であれば、引っかかるはずもないデマ情報ですが、2.7万RTを超え拡散されているところを見ると騙される人は意外と多いのでしょうか。
騙されている人がいたら、そっと教えてあげてくださいね。