オートチャージは？iPhoneで「Suica」を使う場合の『ありがちな疑問点』まとめ

2016年10月26日157

@JUNP_Nです。25日より、iPhone 7などで「Apple Pay」の利用が開始。これにあわせて「Suica」も利用可能になりました。早速、iPhoneに登録して使ってみましたが、いくつか"ハマった"ポイントがあったのでまとめてみました。

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「ビックカメラSuica」はiPhoneに登録できない？改札通る時はどうするの？

Iphone suica

Apple Payが25日より日本でスタート。これによって「Suica」もiPhoneで利用することができるようになりましたが、利用することができるのは「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「Apple watch Series 2」のみ。

早速、iPhoneにSuicaを登録して利用してみましたが、電車への乗車もコンビニでの買物も全てiPhoneで完結するというのは超便利。

ですが、使い始めるまで、使い始めてからの疑問点がいくつかあったので、まとめてみました。

通常、Walletアプリを利用することでSuicaを「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」に取り込むことができますが、お手持ちのSuicaの種類によっては取り込みができない場合があります。

具体的には、以下のSuicaの場合は取り込みができません。

ビックカメラSuicaなどは登録できないので注意が必要です。※Apple Payに「Suica」として登録ができないという意味。

お手持ちのSuicaをiPhoneに取り込みができない場合、iPhoneだけで新規にSuicaを発行し登録することが可能です。新規発行には「モバイルSuica」アプリが必要になります。

発行できるSuicaは「無記名」「My Suica(記名式)」「Suica定期券」の3種類。後述する「オートチャージ」を利用する場合は「記名式」「Suica定期券」を選択する必要があります。

また、「モバイルSuica」アプリからは、新幹線の特急券やグリーン券の購入なども可能です。

Suitの残額が一定金額を下回った場合、自動的にチャージをしてくれる「オートチャージ」機能。とても便利ですが、利用するには「ビューカード」が必須になります。(記事執筆時)

既に「ビューカード付きSuica」(ビックカメラSuicaなど)を持っていても、Apple Payへの取り込みはできません。ですが、「モバイルSuica」アプリからSuicaを新規発行し、オートチャージするクレジットカードとして登録することは可能です。

「モバイルSuica」アプリから「チケット購入・Suica管理」を選択。表示されたメニューから「オートチャージ設定」を選択し、必要事項を入力すればOKです。

モバイルSuicaアプリから登録可能なクレジットカードは、以下の7種類。(オートチャージが利用できるのは、VIEWマークが付いているものに限ります)

Apple PayやモバイルSuicaアプリで、Suicaに入金(チャージ)することができる限度額は2万円と設定されています。

使う時にいちいち「Wallet」アプリを起動するのかよーと思っていましたが、「エクスプレス」設定をしたSuicaであれば「Wallet」アプリの起動は不要になっています。

エクスプレス設定は、iPhoneの設定アプリから「WalletとApple Pay」を選択、「エクスプレスカード」という項目で、使いたいSuicaを設定しておくだけ。

設定されていれば、iPhoneの操作はなにもせず、本体上部を改札にかざすだけで通ることができるようになります。

買い物する時は、「Wallet」に登録されているサービス名で支払いをお願いします。Suicaを使いたい場合は「Suicaでお願いします」と伝えればOKです。

iPhoneの電源が切れてしまった場合、Suica(Apple Pay)の利用はできなくなります。

仮に電車移動中に電源が切れた場合は、駅員係員に伝え、利用区間の運賃を現金で支払うことになると案内されています。不安な人は小さいものでもいいのでモバイルバッテリーは持ち歩いたほうが良さそうです。

iPhoneを紛失してしまった場合、モバイルSuicaを含め「Wallet」に登録しているカードを悪用される可能性もあります。

その場合はパソコンなどから「iCloud」へログインし、登録されているクレジットカード等の情報を削除することが可能です。