@JUNP_Nです。「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」に機種変更して、今まで使っていたiPhoneが不要になった。古いiPhoneは売却(譲渡)しようと考えている人は、ちゃんと初期化してから手放すようにしましょうね。
iPhoneを手放す前に行わなくてはならない3つのポイント
iPhoneは個人情報のかたまりです。iPhone 7に機種変更して不要になったiPhoneをそのまま放置しておくのも不安。ましては売却や譲渡をする予定なら確実に個人情報は削除しておきたいところ。
2016年9月現在、最新のiOS 10ではどのように初期化したらいいかを紹介。iPhoneを手放す予定の人は要チェックです。
1. Apple Watchのペアリングを解除する
まずはApple Watchを利用している場合、Apple Watchとのペアリングを解除する必要があります。解除はiPhoneから「Watch App」を開き「マイウォッチ」を選択。
表示されたペアリング解除したいApple Watchをタップし「Apple Watchのペアリングを解除」を選択します。
Apple Watchの「アクティベーションロック」がかかっている場合、Apple IDのパスワードを求められるので、入力。
アクティベーションロックとは「Apple Watch を失くしたり盗まれたりした場合、行方不明としてマーク。他の人が許可なく再アクティベーションできないようにする」という機能。「Apple Pay カード」なども向こうになります。
Apple Watch単体でもペアリングの解除が可能。Apple Watchの設定アプリから「一般 > リセット > すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。
2. 「iPhoneを探す」をオフにし、iCloudからサインアウトする
次に、iPhoneのiCloudで有効にしている「iPhoneを探す」をオフにする必要があります。設定アプリから「iCloud > iPhoneを探す」をタップします。
以下の画面になったら「iPhoneを探す」をオフにします。
(ここでオフにしておかないと、iPhoneのアクティベーションロックが残ってしまいます。次に紹介する(3)を行う際にあわせてオフに設定することも可能)
この後はiCloudからサインアウトします。1つ前の画面に戻り、画面下部にある「サインアウト」をタップ。表示された「サインアウト」を選択します。
サインアウトすると、iCloudに保存されているデータがiPhoneから削除されます。機種変更の場合はiCloudでトークのバックアップをしておくことも忘れずに!
3. 「すべてのコンテンツと設定を消去」する
iPhoneとiCloudなどの紐づけを解除したら、最後にiPhoneを完全に初期化します。設定アプリから「一般 > リセット」と進み、「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。
これをタップした際に、先程の「"iPhoneを探す"をオフにする」を行っていない場合、Apple IDとパスワードの入力を求められることがあります。
これでiPhoneの初期化は完了です。ここまでやったら売却するなり誰かに譲るなり、好きなようにして問題ありません。
これらの手順を踏まないでiPhoneを手放してしまった(盗まれてしまった)時は?
上記の手順を行わずにiPhoneを手放すことになってしまった場合。単純に知らなかった(忘れていた)場合だけでなく、盗難や紛失、iPhoneのディスプレイ破損で操作不能などのケースも考えられます。
その時はPC/Macのブラウザから「iCloud」にログインし、「iPhoneを探す」を利用。該当するiPhoneを選択して「消去」を選択すれば、iPhoneのコンテンツと設定が消去されます。
その後、「アカウントから削除」を選択することで、iCloudのアカウントとの紐づけを解除することが可能です。
また、Apple Payにクレジットカードを登録していた場合、それも「iCloud」からカード情報の削除を行うことができます。