新型Thunderbolt DisplayはGPU内蔵で、不足するマシンスペックをディスプレイ側で補う?
先日、各地のApple Storeから「Thunderbolt Displayの在庫が減少してきている、もしかしたら新型の発売が近い?」という情報がありましたが、新しい情報を9to5Macが伝えています。
情報によると、新しいThunderbolt DisplayはiMac 5Kと同じ5120×2880の解像度、内蔵GPUを搭載することで、足らないマシンパワーを補って利用することができるディスプレイになるそうです。
ディスプレイを接続する際にディスプレイ内蔵GPUを利用するかという選択が可能になるそう。ディスプレイ側のGPUを使うことでMacBookのようなスペックの低いモデルでも利用が可能になると伝えています。
接続方式は「USB-C / Thunderbolt 3」が必須に?
国内で最もMacの情報に詳しいMacお宝鑑定団 blog(羅針盤)の予想ではThunderbolt 3接続が必要で、Thunderbolt 3を搭載したMacと同時に発表される可能性があるとのこと。
実質的に、GPU内蔵5Kディスプレイであるならば、DisplayPort 1.4接続に対応している仕様で、Mac側がThunderbolt 3接続対応である必要があり、Thunderbolt 3接続Macと一緒に発表されるかもしれません。
ちなみに、Thunderbolt 3はUSB Type-Cと同じ形状ですが、現行のMacBookにはThunderbolt 3は搭載されていないため、新型Thunderbolt Displayは利用できません。
今月13日(日本時間では14日)より開催されるAppleの開発者向けカンファレンス「WWDC 2016」で、新型MacBookシリーズと同時にThunderbolt Displayが発表される可能性もゼロではないですが、現時点では期待できそうにありません。
Appleは過去、WWDC 2013ではMacPro、MacBook Airを発表しています。