@JUNP_Nです。Macで一番人気のランチャーアプリの最新版「Alfred 3」がリリースされました。Alfred 3からは「スニペット機能」が追加されると期待されていたので、早速使ってみました。
Alfred 3のスニペット機能がなかなか使える!「Auto-Expansion」のおかげでちゃんと使える!
満を持してリリースされた人気のランチャーアプリ「Alfred 3」ですが、基本機能は無料、有料にアップデートすることで「スニペット機能」や「ワークフロー」といった超絶便利機能が使えるようになります。
早速「Alfred 3」で最も注目されていたスニペット機能を試しに使ってみたのですが、これが思ったよりも使えそうないい感じでした。ユーザーにもよると思いますが、定形のリンクなどが多いブログを書いている人などには最高かも。
スニペットを登録していって、スニペット一覧を呼び出すショートカットを設定、後述する「Auto-Expansion」という機能を利用するなら「Automatically expend snippets by keyword」にチェックを入れる必要があります。
キーボードからスニペットの一覧を表示させるとこんな感じに。
「Auto-Expansion」ですが、いわゆるスニペットアプリに備わっている機能です。設定しておいた文字列を入力するとスニペットが展開されるという機能なのですが、定型文が多い人には最高。
思ったよりちゃんと使えるスニペット機能になっていました。展開した時のカーソル位置まで指定できるようになったらいいですね。現在、スニペットないで使えるプレースホルダーは以下のとおり。
日付関連
- {date}
- {date:short}
- {date:medium}
- {date:long}
- {date:full}
時間関連
- {time}
- {time:short}
- {time:medium}
- {time:long}
- {time:full}
クリップボード関連
- {clipboard}
- {clipboard:uppercase}
- {clipboard:lowercase}
- {clipboard:capitals}
(参考:Dynamic Placeholders - Alfred Help and Support)
スニペットアプリといえば「TextExpander」が主流でしたが、月額課金が必要になってしまいました。代替には「Dash」が一番、特にWeb制作関係であればリファレンスひけるのは便利ですよね。
ですが、ブログを書くだけであれば、スニペット機能はAlfred内で十分に完結できそうです。これまで無料でAlfredを利用していた人も、この機会に導入する価値はあると思います。
スニペット機能を使うには有料アカウントの「PowerPack」を購入する必要があります。Single License(Alfred 3のみのライセンス)が17ポンド(約2,700円)ですが、Mega Supporter(メジャーアップデートも永久無料)は32ポンド(約5,100円)です。
個人的にはMega Supporterをオススメします。「Alfred 4」が登場するのがいつになるのかわかりませんが、次のシングルライセンスも17ユーロだとしたら、Mega Supporterのほうがお得です。
「Alfred 3」はスニペット機能以外にもは色々と便利
Alfredの真骨頂は「ワークフロー(Workflows)」という機能だと思いますが、「Alfred 3」ではこちらの機能も管理がしやすくなったようです。
img via:Alfred 3 Is Here! - Alfred Blog
知識と技術が必要ですが、例えば「Alfredから、AppStore内を検索して該当のアプリを選択すると、アプリのリンクHTMLが発行される」みたいなことができるようになります。
他にもキーボードからシステム操作が可能。ゴミ箱を表示したり、電源を落としたり、再起動したり、アプリを終了させたり、とだいたいのことがAlfredで完結します。
MacApp Storeにも「Alfred」はありますが、こちらは旧バージョンでアップデートもされません。使いたいと思っている人は公式サイトからダウンロードを!
ダウンロードはこちら ▶ Alfred - Productivity App for Mac OS X