電車遅延率ワースト1は「半蔵門線」、次いで「千代田線」「山手線」
東京の通勤ラッシュは凄い。みんな黙って満員電車に乗り会社に向かっている。海外の人が見たら異常な光景と言われても仕方がない。
海外からは「日本の電車は時間通りに来る」と驚かれることが多いというのは耳にしたことがありますが、それでも朝の通勤時間帯に電車が遅延することはよくあります。
ZUNNYが国土交通省のデータから、平日20日間の遅延証明書の発行状況を調査して、遅延証明書の発行率が高い路線(遅延しやすい路線)をわかりやすくランキング型式にまとめていました。
この「遅延路線ランキング」の第1位は半蔵門線(遅延証明書発行率100%)、第2位が千代田線(遅延証明書発行率95%)、第3位が山手線(遅延証明書発行率90%)という結果になっています。
私鉄のほうが遅延が少ない、メトロより都営のほうが遅延が少ない
公開されたランキングのデータを見てみると、たしかにいつも遅れている「半蔵門線」や「山手線」が上位にランクイン。僕は毎日の通勤で半蔵門線を利用していますが、10分は遅れても許容範囲と思って行動しています。
この国土交通省のデータで謎なのは半蔵門線と直通していて、毎日一緒に遅延しているはずの東急田園都市線の遅延証明書発行率が55%と低い点。遅延はしていても、遅延証明書を発行していないということなのでしょうか?
このランキングから「JRより私鉄のほうが遅延が少ない」「東京メトロより都営地下鉄のほうが遅延が少ない」というような傾向が見えてきます。
慢性的に遅延が発生してしまう一番の原因は「混雑・混雑を背景としたドア挟み」だそうです。ホームで駆け込み乗車や、無理に乗ろうとする行為は控えて下さいとアナウンスが流れるのは安全のためだけでなく、遅延解消のためにも必要なんですね。
source:ZUNNY