@JUNP_Nです。Appleが久しぶりにユーザーに大きな被害が出るようなことをやらかしましたね。iOS 9で搭載された新機能「Wi-Fi アシスト」が知らぬ間にモバイルデータ通信を行い、国内外で被害者が続出しているようです。
新機能「Wi-Fi アシスト」はWiFiが不安定な時にモバイルデータ通信に自動で切り替える
AppleがiOS 9で搭載した新機能「Wi-Fi アシスト」が原因でモバイルデータ通信量が増え、知らぬ間にデータ通信量がどんどん増えてしまっていることがあるようです。
「Wi-Fi アシスト」は「Wi-Fi の接続状況がよくないときに自動的にモバイルデータ通信に切り替えることができる」という機能です。
ストレスなくデータ通信ができる便利な機能ですが、不安定なWiFi環境化でYouTubeやApple Musicなどを利用しているとあっという間にデータ通信量は数GBに膨れ上がることが容易に想像ができます。
この「Wi-Fi アシスト」は標準ではオンになっていることもあり、パケ放題のようなプランがないアメリカではモバイルデータ通信量は死活問題。「Wi-Fi アシスト」で意図しない料金を請求され500万ドル(約6億円)もの集団訴訟が起こっているようです。
便利な機能ではあるが、ユーザーにとっては「ありがた迷惑」だった
「Wi-Fi アシスト」では知らぬ間にモバイルデータ通信に切り替わるのですが、モバイルデータ通信に切り替わった場合はディスプレイの表示が変更されます。
でも、この変化に気がついている人ってあまりいないですよね。さらに、標準では「Wi-Fi アシスト」がオンになっていることも問題です。
WiFi アシストをオフにするには、設定アプリから「モバイルデータ通信」を選択し、画面一番下の「Wi-Fi アシスト」をオフにすればOKです。
便利な機能ではありますが、ご利用は計画的に。Wi-Fi アシストについてはAppleが説明ページ(Wi-Fi アシストについて - Apple サポート)を公開しています。
source:9to5Mac