@JUNP_Nです。昨年、多数報告された「LINEアカウント乗っ取り」ですが、LINEのセキュリティ強化もあって収束していましたが、今回新しい「LINE悪用の手口」が報告されています。アカウントが乗っ取られて不正に利用されるという心配はありませんが要注意です。
悪用を目的としたLINEアカウント作成のための手口が報告される
LINE公式ブログから「LINEを悪用する新しい手口」が報告されています。LINEアカウントが乗っ取られて不正に莉芳される心配はないということですが注意が必要です。
報告された内容を見ると、今回の「LINEを悪用する新しい手口」は「悪用するための不正アカウントを作成するための手口」のようです。
LINEアカウントを作成するためには「携帯電話認証」が必要になります。
この認証を突破するために友人や知人になりすましたアカウントから「携帯番号教えて」「確認メッセージの認証をして」「四桁のPINコードが届いたら送って」と情報を聞き出し、手に入れた情報で、悪用するためのアカウントを作成しようというのが今回の手口。
仮にこういったアカウントからの要望を全て応えてしまった場合、自分のLINEアカウントを利用することができなくなります。
LINE公式ブログの説明では最悪の場合、KINEアカウントが利用停止になるようですが、事前にメールアドレスとパスワードの登録(もしくはFacebook認証)を行っている場合は、再度LINEユーザーログインをすれば、アカウントの一部の情報が利用可能になるそうです。
LINEアカウントが利用できなくなてしまった場合でも、LINEアカウントを不正に利用されるということはないそうです。
この「LINE悪用の新手口」を防ぐ方法はユーザー自身が気をつけるしかない!
今回の手口の問題は、LINEのセキュリティの問題ではなく、スパムアカウントからの要望に答えてしまったユーザーの責任によるところです。「銀行の暗証番号教えて」と聞かれて教えてしまうことと同じこと。
LINE公式ブログでは、被害にあわないようにするために、家族や親しい友人であっても、携帯電話番号などの情報は教えないようにと注意を促しています。
もしLINEアカウントへ異なる電話から認証を行った場合、上記のように「LINE」という公式のアカウントから、その旨の連絡がLINEへ報告されます。
LINEへ「個人情報」(電話番号やPINコード以外も)を聞くメッセージが来たら怪しいと考えて、慎重に対応するようにしましょう。
source:LINE公式ブログ