@JUNP_Nです。ヘアピンのように髪の毛に装着したデバイスから振動と光で「音の特と湯」を装着車に伝えるというユーザーインターフェース装置「ONTENNA」がとても素敵だったのでご紹介します。
髪の毛で音を感じて「ろう者」と「健聴者」のギャップを埋めるデバイス「ONTENNA」
技術やコンセプト、デザインなど全てが素敵だと感じた新しいユーザーインターフェース「ONTENNA」
「ONTENNA（オンテナ）」は、まるでヘアピンのように髪の毛に装着することで、デバイスから振動と光によって音の特徴をユーザーに伝えることができるという装置です。
コンセプトは「まるで、ねこのヒゲが空気の流れを感じるように、髪の毛で音を感じることのできる装置」で「ろう者」と「健聴者」のギャップを埋めることを目指しています。
公式サイトでは実際に「ONETENNA」を使用している動画も紹介されていますが、生まれた時から全く耳が聞こえない女性が鳥やセミの鳴き声のリズムやパターンを感じることができています。
デザインは「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する「インターフェイス・ヘッドセット」に似ている気がします。
髪の毛じゃない場所にも装着したいという「ろう者」の意見からイヤリングタイプも開発
髪の毛に装着するタイプのデバイスだけでなく、耳たぶに装着することができる「ONTENNA earring」も開発されています。
生まれてからすぐに耳が聞こえなくなってしまった男性は「ONTENNA earring」を使って42年ぶりに笛を吹くことができたそうです。
「ONTENNA」は、独立行政法人情報処理推進機構2014年度未踏プログラムに採択されています。