@JUNP_Nです。「SEOのことを勉強したい」という人は、まずはこの書籍を読むべき!そんなSEOに関する基本的で一番重要なことが学べる書籍「10年つかえるSEOの基本」を読みました。小手先だけのテクニックではなく、大事な「考え方」が理解できる良著なのでオススメです!
フルカラー、対話形式で「SEOの基本」がわかりやすく説明されているオススメ書籍
「10年つかえるSEOの基本」はヴォラーレ株式会社の取締役兼Webコンサルティング事業部 事業部長の土居健太郎さんの書かれた書籍です。
ヴォラーレ株式会社と言えばSEOコンサルティングやWEBサイト改善サービスを会社。SEO情報を発信している「SEO HACKS」や、公開から約1年強で月間1,000万PVを達成したアプリのレビューサイト「Appliv[アプリヴ]」を運営していることでも知られています。
SEOというと「テクニック」や「技術」が必要と考えている人が多いかと思いますが、本書では「SEOにおいて変わらない考え方」を中心に紹介されています。そのため、小手先のテクニックではなく、検索エンジンで上位表示される「考え方」を理解することができる内容になっています。
書籍はフルカラー!「すずちゃん」(SEO初心者)と「土居くん」(SEOの専門家)の2人のかけあいで全ての説明が行われていきます。
難しそうな話しを初心者の「すずちゃん」にわかるように、SEOの専門家である「土居くん」が噛み砕いたり、別のものに例えたりして非常にわかりやすくSEOの基本を説明してくれます。
「10年つかえるSEOの基本」の概要がわかる目次だけでも必見!
「SEOのことを勉強したい」と思っている人であれば、まずはこの本を最初に読むとSEOで最も重要な基本的な考え方が理解できるかと思います。
以下が「10年つかえるSEOの基本」の目次なのですが、この目次を見ていただければどんな内容のことが書かれているか理解できるかと思います。
SEOの大事な考え方とは何なのか、10年先でも使えるSEOの基本とは何なのか、興味のある方は是非どうぞ。
第1章 検索エンジンは、なんのために、どんなことをしてるのか
- SEOは専門知識がなくてもできる
- 検索エンジンは「だれにとっても、どんな質問に対しても、最高の回答者」
- インターネット上の情報を集めてお、取り出しやすいように整理しておく
- 「どういう意図で検索したのか?」を解釈する
- どうやって検索結果の順位を決定しているのか
第2章 検索する人の気持ちと行動を考えてみよう
- SEOを目的にしない
- 検索する人はどのようにサイトを訪れるのか?
- 「キーワードの種類」と「最初に訪れたページ」を見よう
- コンバージョンした人の動向を見てみよう
- 最初に知っておくべきポイントはたったの4つ
第3章 検索キーワードを見つけよう
- みんなはどんなキーワードで検索しているのか?
- 感覚で捉えるのではなく、必ず調べる
第4章 検索キーワードをサイトに反映させよう
- やり方はサイトによって違ってくる
- キーワードを検索結果に反映しやすくするための6つのポイント
- まずはタイトルをきちんとつけよう
- meta descriptionはランキングに関係なくても重要
- タイトルとmeta descriptionの上手な書き方とは
- 大切なことは最初のほうに書こう
- 明確なルールがあるわけじゃない
- 1つのページに主だったテーマは1つのみに絞る
第5章 コンテンツを作ろう
- 優れた独自コンテンツを生み出す力がSEOの原動力
- 検索する人がサイトを訪れるのは1回限りではない
- 「自分が言いたいこと」じゃなくて「みんなが知りたいこと」を書く
- 「いいコンテンツ」に必要なこととは
- 品質の低いコンテンツばかりのサイトは、どんどん検索結果に出にくくなっている
- 多くのサイトにリンクしてもらおう
- プラスの循環にたどりつくまであきらめない
第6章 リンクを集めよう
- 「多くの人から"いいね"と言われてる」だけじゃなくて、「だれから"いい"と言われてるか」も大事
- 有益なリンクグラフを形成できるように、継続的に情報発信する
- 検索エンジンのシステムの隙を突く「ブラックハットSEO」
- なぜ、多くの人がSEO=ブラックハットSEOという認識なのか
- ズルをするより普通にがんばったほうが早い時代に
- ブラックハットSEOとリンクの関係
- しくみを強化しても、不正なサイトが検索結果に出てきてしまうワケ
- 少しずつ理想に近づいていっている
第7章 SEOを「売り手目線の販促活動」と考えてはいけない
- 「商品の販促」なのか、「情報の流通手段」なのか
- 専門家でも「SEO」と「ブラックハットSEO」を区別できていない人が
おわりに 検索エンジンの進化とこれからのSEO
- 検索する人がいる限り、SEOはなくならない
- 自分の頭で考えて、少しずつでも実践していこう