@JUNP_Nです。スイスで3月19日~26日の期間で行われている世界最大の時計の見本市「Baselworld 2015」でTAG Heuer(タグ・ホイヤー)がGoogle、Intelと提携し2015年中にスマートウォッチを発売すると発表しました。
ラグジュアリーブランドとAndroid WearでApple Watchに対抗?
3月19日から開催されている世界最大の時計の見本市「Baselworld 2015」でTAG Heuerから重大な発表が行われました。
Louis VuittonやMARC JACOBSなどを有するファッション業界大手企業「LVMH」傘下にあるTAG HeuerがGoogle、Intelと提携しスマートウォッチを発売するそうです。
スマートウォッチの選択肢はApple Watchだけではない。Googleが提供する「Android Wear」ではMotorola社の「Moto 360」などスマートウォッチは発売されていますし、ハイブランドがスマートウォッチを発売するというのは大きなニュース。
個人的な予想ですが、Apple Watchとハイブランドが提携するとしても、おそらく時計メーカーではなく、ファッションブランドになるだろうと思います。時計メーカーが作るスマートウォッチというのは大きな注目を集めそうです。
今回の発表はYouTubeでも動画が公開されており、LVMHグループの時計部門代表 兼 タグ・ホイヤーCEO であるジャン-クロード・ビバー氏が興奮気味で「Silicon Valley meets Switzerland」と言っているシーンがとても印象的。
ハイブランドであるTAG HeuerがGoogleのAndroid Wearを採用したスマートウォッチを開発、現時点ではまだ発売されていないIntelのプロセッサを搭載してる「Android Wear」であることなど、ジャン-クロード・ビバー氏興奮気味に「Silicon Valley meets Switzerland」と連呼してしまうのは想像に難くないです。
TAG Heuerの代表モデル「Carrera」がスマートウォッチに?
Reutersによると、タグ・ホイヤーがスマートウォッチにとして発売するのはTAG Heuerの代表モデルである「Carrera(カレラ)」のデジタルレプリカになると伝えています。
歴史のあるモデル「Carrera」をスマートウォッチにということはTAG Heuerの本気の姿勢が見えますし、ガジェット好きだけでなく、注目の新製品になりそうです。