@JUNP_Nです。Macにプリインストールされている写真管理アプリ「iPhoto」の動作が重くて使い物にならないと嘆いて人、お待たせしました!昨年のWWDC2014で発表されていた新しい写真アプリ「Photos for OS X」を2015年春にリリースするとAppleから発表されました!
「Photos for OS X」はiCloudとの連携でiOSデバイスとシームレスに共有可能に
長い期間、大きなアップデートがされてこなかったMacの写真管理アプリ「iPhoto」ですが、新しい写真管理アプリ「Photos for OS X」の登場で開発終了となります。
新しく登場する「Photos for OS X」の登場は2015年春と正式に発表、次期OS X Yosemiteのアップデート(10.10.3)に含まれる形で提供が開始されるそうです。
「Photos for OS X」の特徴の大きな点はiCloudフォトライブラリーとの連携。Macで編集した内容がiCloudフォトライブラリーを通してiPhone、iPadなどiOSデバイスに反映されるようになっています。当然、iPhoneで行った操作もMacに反映されます。
見た目はiOSの「写真」アプリと同じですが、編集機能などは「Photos for OS X」のほうが高機能になっています。
「Photos for OS X」は動作がサクサク!ユーザー目線の問題はiCloudのストレージ
「THE VERGE」など海外メディアでは、早くも「Photos for OS X」のハンズオン動画が公開されています。どの動画を見てもiPhotoと比べるまでもなく、動作がサクサクです!
ユーザーとして問題になってくることは、iOSデバイスとMacでiCloudフォトライブラリーを利用して写真共有をしたい場合、iCloudの容量が足らなくなるのでは?という点。
iCloudドライブは5GBまでは無料で利用することができますが、それ以降は有料になっています。Macに入っている写真を全てiCloudフォトライブラリーで利用するとなると有料プランに変更しなくては利用できそうにありません。
iCloudのストレージプラン
- 5GB(無料)
- 20GB(月額¥100)
- 200GB(月額¥400)
- 500GB(月額¥1,200)
- 1TB(月額¥2,400)
「指定したアルバムのみiCloudフォトライブラリーで同期する」というようなことが可能であれば5GBでも十分に利用可能かもしれませんが、多くのユーザーはiCloudフォトライブラリーは利用せずに使いそうです。
iPhotoに含まれている写真やアルバムなどのデータは「Photos for OS X」のアップデート時に自動的にデータ移行するそうです。