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食べ歩きの達人ことタベアルキストが「リピートしている」「人に教えたくなる」の2つの視点でお店を厳選。今回は東京のとんかつ10選をご紹介します。
「とんかつ」は日本独自の料理!東京で美味しい「とんかつ」が食べれるお店
とんかつは日本独自の料理です。歴史は明治時代から始まったといわれています。フランス料理の「コートレット」が日本に渡って、これをヒントに日本独特のアレンジを加えた揚げ物「カツレツ」が誕生しました。
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その後、豚肉を使用した「カツレツ」である「ポークカツレツ」を厚切り肉の使用やきざみキャベツを添える等の色々な工夫をして、昭和初期に「とんかつ」といわれるようになります。
尚、ロースかつの歴史は、明治38年上野の「ぽん多」の店主、島田信二郎氏がポークカツの名で売り出したのが始めで、ヒレカツは上野の「蓬莱屋」が元祖と言われています。その多くの先代の知恵を経て、とんかつは日本の人々に愛され日本の代表的な食べ物の一つになりました。
1 檍【蒲田】
林SPFを使用した絶妙なレア具合のとんかつ
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揚げ上がり後にじっくり余熱で仕上げるとんかつは、サクッとして絶妙なレア具合。丁寧な下処理と熟成を経たブランド豚「林SPF無菌豚」を使用しています。数種用意された塩をつけて口に含むと脂の甘みがジュワッと広がり、至福のひとときが訪れます。
2 とんかつ燕楽【池上】
平牧三元豚を丁寧に低温でじっくりと揚げるとんかつ
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「平牧三元豚」を丁寧に低温でじっくりと揚げています。さっくりとした薄い色の美しい衣に弾力のあるロースの旨みが素晴らしい。自家製のパン粉や脂間膜から作るラード、提携農家のお米を用いるなど、すべてにこだわる名店です。
とんかつ燕楽 Tabearukist Association
とんかつ燕楽 (エンラク 池上) - 池上/とんかつ [食べログ]
3 丸五【秋葉原】
豚肉の旨味と特製ソースの見事な競演
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山形にある平田牧場の平牧三元豚を使った特ロースかつは、甘くプリプリとした歯応えが良さが特徴。噛むほどに甘みと旨味が増す良質の脂の乗ったとんかつです。赤だしもご飯も美味しく、ご飯お代わり一杯なのも嬉しいところ。
4 成蔵【高田馬場】
最高級の豚を低温調理でじっくり揚げるとんかつ
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霧島黒豚や美ら島あぐー豚、金華豚など最高級の豚を低温調理でじっくり揚げています。パン粉が立った黄金色に輝く衣が美しい一品。肉の芯はほんのり桜色。この加減がジューシーさと肉の甘味と絶妙な歯応えを生み出しています。
5 とんき【目黒】
噛みごたえのある肉に薄い衣を纏った独特のとんかつ
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噛みごたえのある肉に薄い衣を纏った独特のとんかつです。炊き加減の良いご飯に細くフワフワに刻まれたキャベツ、あっさり目のとん汁と脇を固める品々もとんかつとの相性抜群。見るも楽しい店員の凛とした佇まいにも注目。
6 たいよう【武蔵小山】
丁寧な仕事ぶりが存分に伝わる端正なとんかつ
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若き店主の真摯な姿勢と丁寧な仕事ぶりが存分に伝わる端正なとんかつです。薄い衣が肉にぴったりとくっついており、厚めに切られたロースも前歯でかみ切れるほど柔らかさ。油が乗っていながらしつこさはなく絶品です。
7 やまいち【淡路町】
ボリュームのある柔らかい豚肉と美しく纏われたとんかつ
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昨年店主が亡くなってしまったことで、伝説になったとんかつ。ボリュームのある柔らかい豚肉と美しく纏われた衣は、昨今の分厚く肉質の良いとんかつブームを予見させるものがありました。現在は奥様を中心に営業されています。
8 鈴文【蒲田】
岩中豚を使用する濃厚とんかつ
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豚肉は岩手のブランド豚である岩中豚を使用しています。肉の味わいが濃厚でコクがあるのが特徴。脂身よりも肉を味わいたい方向きです。寡黙なご主人がひとつひとつ丁寧に揚げ、包丁を揚げ油につけてからとんかつをカットする姿も有名です。
9 丸一【蒲田】
林SPF無菌豚を使用した見るも鮮やかなとんかつ
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「林SPF無菌豚」を使用したとんかつは見るも鮮やか。完全に火を通さず、肉の芯がまだ赤身がかった状態で油からあげて蒸らしながらいただきます。豚肉本来の芳醇な香りと旨味を湛えた肉汁はこの火の入れでないと保てないようです。
10 とんかつ 万平【神田】
カリッとクリスピーな食感が香ばしいとんかつ
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カリッとクリスピーな食感が香ばしく、ラードで1度揚げた後にオーブンで焼いて余分な油をとばしている為、油っぽさをまったく感じさせません。赤身と脂身の肉がぴたっと密着していて、その存在が後を引きます。
とんかつ 万平 Tabearukist Association
とんかつ 万平 (とんかつ・まんぺい) - 神田/とんかつ [食べログ]
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