@JUNP_Nです。iPhoneの設定を何も変更していない場合、撮影した写真には位置情報が付与されています。そのまま公開すると位置情報から住所などもバレてしまうので要注意!
iPhoneで撮影した写真をネットに公開するなら位置情報は消すように対策しましょう
先日、某アイドル(?)の方と飲んでいた時に、こういったことについて知識がなく驚ろいていました。
写真には位置情報がついているので何も対策をしないと位置情報から自宅がバレてしまうなんてこともあります。ブログなどだけでなく、TwitterやInstagram、Facebookなど写真をネットに公開する機会が多いからこそ、トラブルを避けるためにも位置情報については気をつけておいたほうがいいですね。
かなり詳細に撮影地がわかります!撮影した写真に位置情報が付いているか確認する方法
以下の写真は位置情報などを削除しないまま公開しています。ちなみに溝の口にある「路じ」というお店で食べることができる「白いカレーうどん」です。
関連:白いカレーうどん!溝の口「路じ」で食べられる個性派うどん!
まずは撮影した写真に位置情報が付与されているかどうか確認してみます。ちなみに位置情報は付けたままになっています。
Macで写真の情報について確認するためには「プレビュー」を利用します。プレビューで写真を表示して「インスペクタを表示(Command + I)」とすると以下のウィンドウが開きます。
するとGPSという項目があり、ここから位置情報を確認することができます。
最近の位置情報はかなり精度も高くなっているので、ほぼ誤差なく場所を記録してくれています。
iPhoneのカメラで撮影した時に位置情報を付与しないように設定する!
iPhoneの場合は設定アプリから「位置情報サービス」をオフにすることで対応することができます。
「設定>プライバシー>位置情報サービス」と進みカメラをオフにすればOKです。
注意点として、利用するカメラアプリ毎にも位置情報サービスをオフにしておくことが必要です。Instagramのようなアプリも写真に位置情報を付与するので、使っているカメラアプリは確認しておきましょう。
撮影した写真から位置情報を削除する方法
iPhoneだけでも写真から位置情報を削除することができるアプリがあります。
PhotoCheckというアプリは無料アプリ。iPhoneに入っている写真に位置情報が含まれていないか簡単に確認することができ、必要であれば削除することができます。
Macから位置情報を削除する時に僕が利用しているのは「ImageOptim」というアプリ。ブログを書いている人にとっては定番ですが、このアプリを利用すると画像に付与されているメタデータを削除することができます。
関連:ブロガー必携アプリ。画像のメタデータを削除してサイズを小さくする『ImageOptim』
位置情報以外のデータも削除してしまいますが、ドラッグ&ドロップで利用することができるので便利。僕はブログに公開する写真は全てこのアプリを使って不要なデータが付与されたままにならないようにしています。
写真の位置情報があると便利なこともある
リスクだけではなく、もちろん写真に位置情報が付いていることで便利になることもあります。
例えばMacの写真管理アプリ「iPhoto」を利用すれば、位置情報が付いている写真を地図上に表示してくれるという機能があります。
iPhoneの「写真」アプリも位置情報を見ながら写真を確認することができます。
こういった便利な機能もあるので、一概に「位置情報=危険」ということにはならないのですが、自分が公開してしまった写真でトラブルが起こらないように注意は必要。
面倒くさいですが必要に応じて、旅行の時は位置情報サービスをオンにする、自宅にいる時はオフにするなど使い分けるのもいいかもしれません。
ちなみに写真には位置情報だけでなく、撮影した機種、時間など様々な情報が付与されています。それらも公開したくない人は気をつけましょう。