メロスは全力じゃなかった!往路は徒歩、復路は早歩きだった!
子どもならでは視点で「走れメロス」を検証した「メロスの全力を検証」という資料がとても話題になっています。
こういう面白さを見つけられる子どもは凄いですね。学校でどういう先生に教わっているのかとても気になります。
この「メロスの全力を検証」では、小説内に登場する情報を頼りにメロスの往路にかかった時間、復路にかかった時間を算出しています。
発表された資料によると往路である1日目は「初夏 満点の星の深夜出発」という記述からo:ooに出発したと仮定。「一睡もせず 十里の道を急いで村に到着」「到着したのは午前 日は既に高く昇って村人たちは野に出て仕事を始めていた」ということから到着を10:00と仮定。
以上の条件から十里(39km)を10時間かかって到着したため、平均時速は3.9km。これは徒歩だろうと発表した村田君は書いています。
同様に復路についても検証を行った結果、復路ではメロスの行手を阻む様々障害があるわけですが、これらについての時間のロスも検証したところ最大速度で移動している時であっても時速5.3kmだろうと仮説を立てています。
さらには比較対象としてフルマラソンの選手の速度などと比べるなどし、まとめとして「メロスは往路は歩いていた」「復路の最後は走ったけど、それはただの早歩き程度だった」とまとめています。
感想にには「走れメロス」ではなく「走れよメロス」のほうがあっていると思いますとまとめています。
久しぶりに面白いものを見た気持ちになりました。是非皆さんも「メロスの全力を検証」という発表内容を見てみてください!