@JUNP_Nです。多くありませんが、プロブロガーという人が存在します。定義は明確ではありませんが「ブログで飯を食っている人」です。多くのブロガーが「もっとアクセスアップ」「もっと収益アップ」など多くの目標を持ってブログ運営をしているなか、プロブロガーのノウハウが詰まりまくった本が発売されました。
日本で数少ないプロブロガーの2人によるノウハウ本
とても楽しみにしていた「ネタフル」の@kogure氏、「和洋風◎」の@isloop氏によるブログ運営のノウハウが詰まりまくった「必ず結果が出るブログ運営テクニック100」を読みました。
これからブログ運営をして何かをしてやろう!と思っている人にはとてつもなく勉強になる本書。当然発売日にゲットしました。
ということで本書を簡単に紹介いたします。
ソーシャルメディア時代にブログが新たに注目されている
それは「自分のホームを明らかにする」という意味からかもしれません。
2010年頃からソーシャルメディアが一般ユーザーにも広まり、いまや多くの人がTwitterやFacebookなどを利用しています。
TwitterやFacebookは情報が流れていくフロー型と言われています。逆にブログは情報が蓄積されていくストック型と言われています。
自分の発信した内容が積もって溜まっていくのがブログ。ブログ運営者にとってはブログが自分のことに(ホーム)になるということです。
ソーシャルメディアとうまく付き合うことがブロガーに求められている
ブログへのコメントと違って、Twitterでの反応は多く見られます。
エゴサーチ(Twitterで自分のブログを検索)してみるとよくわかりますが、男子ハックについても1日100〜200件くらいつぶやかれています。記事タイトルとリンクだけというつぶやきが多いですが、それだけ多くの人が自分のブログについて興味を持ってくれているのがわかります。
ブログ運営者はソーシャルメディアとどうやって付き合って行ったらいいのだろう?と今でも手探りな状態ではあると思いますが、プロブロガーとして生活をしているお二人のスタンスがとてもわかりやすく説明されています。
またソーシャルメディアの流行によってブロガー同士の繋がりが強くなったと感じています。困ったことがあれば先輩ブロガーに教えを乞うことが容易になりましたし、実際にお会いすることもできるようになったのは嬉しいことです。
やっぱりブログは"継続する"ことが一番大事
男子ハックは、はてなブックマークで大きなアクセスをいただけることが多いですが、それでもアクセスの6〜7割は検索エンジンからの流入です。
それも、はてなブックマークやTwitterで大きな反響を得た記事ではなく、なんでもない記事が多くのアクセスを集めています。
ブロガーにとっては1つの記事の注目度よりも、記事の蓄積こそが財産であり、注力したいのは記事を更新するということ。検索してきてくれるユーザーが見つけてもらいやすいタイトルをつけたり、わかりやすい文章を心がけたり。何より自分がブログを更新することが容易になるような環境を作ったりという部分が大事になってくるかと思います。
アフィリエイトでどこまでの収益を確保できるのか
ブロガーにとって一番の収益源はアフィリエイト収入です。その中でもGoogleAdsenseが大きな収益になります。
そのGoogleAdsenseの設定方法も説明されていますし、Amazonや楽天からのアフィリエイト収入を得る方法なども紹介されています。
超具体的に「ココに広告を表示するべし!」ということは書かれていませんが、それは本書の著者@kogure氏や@isloop氏のブログを研究することで見えてくるかと思います。
きっとプロブロガーと呼ばれる方たちの収入は、純粋にブログからの収入だけで月50万くらいはあるんじゃないでしょうか。(もちろん妄想です)
月間100万PV以上がプロブロガーの分岐点か?
@kogure氏、@isloop氏の著者プロフィールに「ネタフル」は月間150万PV、「和洋風◎」は月間100万PVと紹介されています。
また本書と関係はありませんが@ttachi氏の「No Second Life」も月間160万PVです。
こうやって考えてみると100万PVを超えるとブログだけではなく書籍の出版や講演など色々な活動と合わせて食べていくことができるように、つまりプロブロガーになれるのかもしれません。
ちなみに男子ハックは月間60万〜65万PVです。書籍の出版の依頼も多く問い合わせをいただいていますが、全然対応できていない状況。
そもそも男子ハックは2人で運営しているブログなので、ブログで2人で飯が食えるというのは夢のまた夢なのかもしれません。
でも男子ハックは開設してまだ1年4ヶ月。まだまだ夢は見れるかも?
本書を参考にして、いつかは有名ブロガーの仲間入りを果たしたいところです。