新しい分野の勉強を初めるときに、失敗して挫折した経験はありませんか。原因は色々ありますが、もしかすると本の選び方かも。もし、書籍で学ぼうと思ったなら、新書がおすすめです。なんといっても、安い、そして薄いんです。挫折せずに、勉強できそうな気がしてきませんか?
新書なら新品でも800円弱、中古なら300円以下
これだけ安く買えるので、ハズレが1冊あったとしても、アタリの本に出会う確率をぐっと上げることができます。価格の目安ですが、
- 書店で購入するなら、700円〜800円
- Amazonやブックオフで安いのを狙えば、100~300円
です。
ザッピング選定法
例えば経済学の勉強をしてみようと思ったとしましょう。ザッピングしながら、良い本を探し当てましょう。
- 書店の新書の棚に行き「経済学」に関連しそうな本をザッピングして10冊ほど選ぶ(10冊)
- 目次を見ながら絞り込む(10冊→5冊)
- Amazonの評価を見ながら絞り込む(5冊→3冊)
- 選び抜いた3冊を購入(3冊)
あとは、1冊づつ読み進めていき、好みの本に出会うことが出来れば成功です。残りの2冊が失敗だったとしても手数料だと思いましょう。あとはその本の筆者が書いた書籍をかたっぱしから検索して、何冊も読んでみることをおすすめします。
こうすることで、高い入門書1冊で挫折してしまうようなリスクや、分厚い本で挫折してしまうようなリスクを軽減できます。
好みの筆者に出会う
私の場合は、岩田規久男氏の「経済学を学ぶ」の、文章の読みやすさ、概念説明の上手さに惚れ惚れして、この本との出会いから、経済学に興味を持つようになりました。
なので、岩田氏の関連書籍を何冊も買ってしまっています。
たとえば、みなさんが、大学時代は文系だったけれど、システムエンジニアになったケース、文学部だったけど、社会に出たらマーケティングが必要だったケース、メールを書くのが苦手で文章術を勉強したいケース。
いろいろなケースがありますが、新しく何かの分野をはじめて見るなら、第1歩として、ぜひ書店の新書コーナーへ。