株式会社ドリップが26日、個人が企画・運営するブログなどを利用したマーケティングサービス「drip」を発表。多様な個性を持ったブロガーを集め、ブログで製品PRしてもらうというサービスですが、集まったブロガーの質が高いことが特徴のようです。
ブロガーの"好きを価値に変える" マーケティングサービス「drip」
個人の「好きを価値に変える」ことをビジョンに、第一線で活躍しているブロガー2名が株式会社ドリップを設立。熱意のあるブロガーを集め、企業とつなげることで製品PRをオーダーできる「drip」を公開しました。
「ブロガーに製品PRを依頼できる」と聞くと、大きなところではアジャイルメディア・ネットワークが提供する「reviews(レビューズ)」がありますが、「drip」との違いはブロガーの質や年齢層、価値観など、独自の基準で選ばれている点。
同社の代表・堀口英剛氏、平岡雄太氏のブログを見ると「drip」に参画するブロガーの特徴が顕著で、「サイトデザインが洗練されている」「写真のクオリティが高い」「熱意がある」といった点がよくわかります。
「drip」には、同じような特徴のあるブロガーが集まっており、既にベータ版提供開始から2ヵ月で50社200本のPR記事を受注。また、熱意のある記事が多いためか、読者の8割以上が広告記事と知りながらも好意的な反応だといいます。(同社独自調査)
「drip」への参画ブログは順次拡大予定
堀口氏によると、ベータ版提供時から注目され、多くのブロガーから「参加したい」と問い合わせがあるそう。現在はブロガーの募集を行っていませんが、今後は順次拡大していく予定だといいます。
同氏に「drip」に参画を希望するブログの審査項目を伺ったところ「1記事あたりのリーチ数」「批判的な記事(ヘイト記事)を書いていない」「サイトデザインが洗練されている」を特に見ているとのことです。
ブロガーマーケティングサービス「drip(ドリップ)」