@JUNP_Nです。もう世界中を巻き込んだ大きな話題になった「Pokemon GO」、このゲームが開発された経緯を任天堂の岩田社長の考えによるものという誤情報が拡散されているようです。これには、まんまと茂木健一郎氏も釣られてしまっています。
「Pokemon GO」が誕生したキッカケは任天堂の岩田社長が考えた? → 間違いです
IMAGE:YouTube
世界中で話題になり、日本公開が待ち望まれているスマートフォンゲーム「Pokemon GO」。このゲームを任天堂の岩田社長が考えたという説がTwitterで話題になっているようです。
ポケモンGOはどうやら亡くなった任天堂の岩田社長が「ゲームは確かに楽しいが、それが原因で子供達が外で遊ばなくなった。外に出て遊べるゲームにしよう」みたいな趣旨で考えたゲームらしく、それ聞いて感動してる。
— パ ラ (@metaludon) 2016年7月11日
このツイートが1万リツイートを超え、茂木健一郎(@kenichiromogi)さんまで釣られてしまったようです。
いいね! RT @metaludon: ポケモンGOはどうやら亡くなった任天堂の岩田社長が「ゲームは確かに楽しいが、それが原因で子供達が外で遊ばなくなった。外に出て遊べるゲームにしよう」みたいな趣旨で考えたゲームらしく、それ聞いて感動してる。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2016年7月12日
最初から「Pokemon GO」の情報を追っていた人は知っている人も多いかと思いますが、「Pokemon GO」が誕生するキッカケになったのは岩田社長ではありません。
正解は、2014年のエイプリルフールにあったGoogle Mapの「ポケモンチャレンジ」がキッカケ
「Pokemon GO」が誕生するキッカケになったのは、2014年4月1日に公開されたGoogleマップのエイプリルフール企画「ポケモンチャレンジ」では、151匹のポケモンを集めることでGoogleからポケモンマスター認定証がもらえるというものでした。
これについては、Pokemon GOを開発しているNianticの川島氏もGoogle+で投稿しています。
「ポケモンチャレンジ」はGoogleマップ上にいるポケモンを探して捕まえるというゲーム。これとIngressが組み合わさったアイデアが、Pokemon GOの原型のようです。
僕は151匹目の「ミュウ」がどうしても見つけられなくて断念しましたが...。この企画の動画を見返してみると、「Pokemon GO」の原型になっているのは一目瞭然ですね。
ポケモン全部捕まえたら何かあるかな?ってがんばったのに何もなかった... pic.twitter.com/IiFkea6GE7
— 野村純平(男子ハック) (@JUNP_N) 2014年4月1日
Pokemon GOは今週にも日本で公開される見込み。おそらく16日になるのではという噂が流れています。