@JUNP_Nです。昨日に開催された「WWDC 2016」での基調講演、「iOS 10」「macOS 10.12 Sierra」などが発表されました。4つのOSについての発表でしたが、抑えておきたいところだけを簡単にまとめておきます。
盛りだくさんだった「WWDC 2016」を超簡潔に振り返ってみる
Appleの開発者向けカンファレンス「WWDC 2016」が開幕し、昨日には基調講演が行われ多くの発表がありました。
大きく「iOS 10」「macOS Sierra」「watchOS」「tvOS」「Swift Playgrounds」の5つが発表されましたが、ユーザーとしておさえておきたいのは「iOS 10」と「macOS Sierra」です。
開発者でない人は「とりあえず、これくらいの感じで内容がわかってればOK」というイメージでざっくりとまとめてみました。
「WWDC 2016」の基調講演を全部理解したいという人はAppleが公開している動画をどうぞ ▶ Apple Events - WWDC Keynote June 2016 - Apple
「macOS 10.12 Sierra」の発表内容まとめ
- 名称が「OS X」から「macOS」に変更
- Macで「Siri」が使えるようになった
- Apple Watchをしてれば、Macのロックを自動解除するようになった
- iPhoneでコピーしたモノがMacで貼り付けられるようになった
- iCloudでデスクトップなどのファイルも同期できるようになった
- Safariだけでなく、色々なアプリのウィンドウをタブでまとめられるようになった
- 動画を見ながら作業ができる「Picture in Picture」という機能がMacでも使えるようになった
- Mac内の古いファイルやキャッシュファイルを最適化してストレージ容量を確保する機能ができた
- MacでApple Payを使った買物ができるようになった(日本は使えない)
- プレビュー版は14日から、パブリックベータ版は7月、正式リリースは今秋を予定
「iOS 10」の発表内容まとめ
- iPhoneを持ち上げれば勝手にディスプレイの電源が入るようになった
- ロック画面で色々できるようになった
- 「Siri」がUberを呼んだりできるようになった
- 「Siri」のAPIを開放
- キーボードの入力予測がもっと賢くなった
- 「写真」アプリで自動アルバム作成とか、色々できるようになった
- 「マップ」アプリがサードパーティーのアプリと連携するようになった
- 「ミュージック」アプリでApple Musicが使いやすくなった
- 「ミュージックアプリ」で歌詞が表示されるようになった
- 「ニュース」アプリのデザインが変わって使いやすくなった
- 「HomeKit」を管理するアプリ「Home」が追加された
- 「電話」アプリで留守電をテキストに変換する機能が追加された
- 「電話」アプリで怪しい電話は「怪しいよ」って教えてくれるようになった
- 「メッセージ」アプリがLINEとFacebookのいいとこどりみたいに進化した
- プレビュー版は14日から、パブリックベータ版は7月、正式リリースは今秋を予定