@JUNP_Nです。Google Chromeが今年後半には、Flashコンテンツを再生しないよう基本設定を変更することが明らかになりました。例外的にFlashが使われている大規模なサイトでは1年間の猶予を設けるとのことです。
Google Chrome、Flash広告に続き、Flashコンテンツの再生も無効化へ
Google ChromeがFlashコンテンツの再生をデフォルトの設定でオフにすることがGoogleグループにあるChrome開発チームのディスカッション(Google グループ)から明らかになりました。
既にGoogle ChromeではFlash広告の再生は2015年に無効化がされていましたが、コンテンツにあるFlashであっても2016年後半には再生されなくなります。
ただし例外的にFlashコンテンツをもつ大規模な10個のサイト(ドメイン)については、1年間の期限を付けFlashの再生が継続して利用ができます。
Chromeで引続きFlashが再生可能なサイト(1年間)
- YouTube.com
- Facebook.com
- Yahoo.com
- VK.com
- Live.com
- Yandex.ru
- OK.ru
- Twitch.tv
- Amazon.com
- Mail.ru
どうしてもFlashコンテンツを再生したい場合は「設定」を変更
全てのFlashコンテンツは基本的に再生ができなくなりますが、Chromeの設定から「詳細設定を表示 > プライバシー」の項目から「コンテンツの設定」をクリック。
表示されたページ内にある「プラグイン」という項目からFlashコンテンツの有効/無効の設定が可能になるようです。現在も「プラグイン コンテンツをいつ実行するかを選択する」にチェックすればFlashコンテンツの無効化は可能です。
FlashからHTML5への移行は当然の流れ。先日、とうとうPCブラウザシェアでInternet Explorerを抜きトップになったChromeが現在のウェブ標準といっても問題ないでしょう。
SOURCE:Engadget Japanese / Google グループ