@JUNP_Nです。一時代を築いた「Flash」もHTML5への移行や「ゼロデイ攻撃の脆弱性」などもあり「Flashは終わった」と騒がれていますが、Flashの歴史を描いた1枚のイラストが話題になっていました。
FlashもIEと同じ末路に...?!Flashの歴史がわかりやすく説明されたイラスト
一つの時代を築き上げた「Flash」が終わろうとしている。最近ではHTML5への移行は当たり前ですし「ゼロデイ攻撃の脆弱性」などもありFirefoxやChromeではデフォルトで停止することが発表されています。
参考:Google Chrome Blog: Better battery life for your laptop / Blocked Add-ons :: Add-ons for Firefox
そんな亡国の憂いを感じるような状態にある「Flash」の歴史を1枚のイラストにした作品が話題になっていました。
もう右を見ても左を見てもFlashだらけだったあの時代、2008年にHTML5が登場しますが、Flashの立場はまだまだ揺るぎない状態でした。
そこに急速にシェアを伸ばしたAppleのiPhone/iPadは、故スティーブ・ジョブズ氏はHTML5を支持!Flashを激しく批判し、Flash非対応を貫きました。
2011年末にはFlashの開発元であるAdobeも、モバイルブラウザ用Flash Playerの開発中止を発表、AdobeもFlashからHTML5への変換ツールなどを提供し、時代は完全にFlashからHTML5へ移行していっています。
そして2015年、FirefoxやChromeからはデフォルトの設定でFlashを停止。追い打ちをかけるようにIEでも「ゼロデイ攻撃の脆弱性」が見つかるなど、これは完全に「Flash終了」と呼ばれても仕方がない状況です。
IEは「e」の文字だけ残し、次期ブラウザの「Microsoft Edge」へ
FlashはHTML5に移行していくのが流れですが、InternetExplorer(IE)は既に次期ブラウザ「Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)」が開発されています。
ロゴには「IE」で使われていた「e」の文字が残るようで、これは「ユーザーが新しいブラウザを立ち上げる方法を知りたい時に青いeをクリックしてもらうため」(参考:Microsoft reveals Edge's new logo)だそうです。