@JUNP_Nです。GoogleがGoogle AdSenseに関する最新情報を伝える公式ブログ「Inside AdSense」にて、119時間にもわたるユーザービリティテストを行った結果をまとめて公開しています。詳細は以下。
モバイルサイトの最適化は必須!モバイルの特性を理解したサイト設計が必要
img via:モバイルサイト設計の指針
Googleがシカゴとサンフランシスコで119時間にもわたるユーザービリティテストの結果をまとめています。調査対象はAndroid、iOSの両方のユーザーで、商品の購入やサイト内を調べるなどの操作を行い、各サイトでの体験を調査委とともに評価したそうです。
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この調査の結果で明らかになったことをまとめたものが「モバイルサイト設計を成功させる25の指針」となっています。それぞれ5つのグループに分類されています。
Googleは「モバイルユーザーは目的が非常にはっきりしている」「コンテンツオン魅力を損なうことなく、モバイルユーザーの状況やニーズを考慮して設計することが成功の秘訣」と報告しています。
Googleが発表した資料にある見出しのみ以下にご紹介します。詳細の内容は資料(モバイルサイト設計を成功させる25の指針:25 Mobile Site Design Principles)を御覧ください。
ホームページとサイトの操作性
ユーザーが探している情報にすぐに誘導することができるように、モバイル向けトップページを作成する際のポイントが紹介されています。
- 1.CALL TO ACTION (行動を促す表記)を何よりも目立たせる
- 2.メニューは短く簡潔に
- 3.トップページへ簡単に戻れるようにする
- 4.広告は控えめにする
サイト内検索
サイト内検索の効果を高めるためのポイントが紹介されています。
- 5.すぐに目につく場所にサイト内検索を表示する
- 6.サイト内検索の結果を最適化する
- 7.フィルタを設定してサイト内検索の利便性を高める
- 8.ユーザーを最適な検索結果へ導く
コマースとコンバージョン
モバイルサイトでコンバージョンの達成につながるアプローチ方法について紹介されています。
- 9.まずはサイトをゆっくり閲覧してもらう
- 10.ユーザーがゲストとして購入できるようにする
- 11.既存の情報を活用して利便性を高める
- 12.複雑な操作には CLICK-TO-CALL ボタンを用意する
- 13.他のデバイスでも簡単にコンバージョンを完了できるようにする
フォーム入力
ユーザーの目的にを問わず、コンバージョンに至るまでの手間を省き、フォーム入力の最適化をする方法が紹介されています。
- 14.自動機能で入力を簡単にする
- 15.入力項目ごとに最もシンプルな入力方法を選択する
- 16.日付を選択させるときはカレンダーを表示する
- 17.記入例の表記や自動チェック機能で入力ミスを減らす
- 18.効果的なフォームを設計する
モバイルサイトの特性と使いやすさ
モバイルデバイスの特性とユーザーニーズを考慮したサイト設計の方法について紹介されています。
- 19.サイト全体をモバイル向けに最適化する
- 20.拡大、縮小操作を不要にする
- 21.商品画像を拡大できるようにする
- 22.最適な画面の向きをユーザーに知らせる
- 23.ユーザーを別のウィンドウへ移動させない
- 24.「完全版サイト」という表現を避ける
- 25.ユーザーの位置情報が必要な場合、理由を明示する
技術的なチェック項目
「25の指針」ではありませんが、同資料にモバイルサイトを設計する際の問題を避けるためのヒントとして、技術的な考慮事項が紹介されています。
- モバイル広告のリンク先はきちんとモバイルサイトへ設定する
- ダウンロードを最小限に抑え、サイト操作をスムーズにする
- 各種デバイスでテストする
- ページコンテンツが期待に沿う順序で提供されているか確認する
- モバイルサイトにアナリティクスとコンバージョントラッキングを導入する