@JUNP_Nです。日本でもとうとう利用が開始された「iTunes Match」ですが、ユーザーとしてはかなり便利なサービス。具体的にどのようなことができるのか、またどのような問題点があるのか簡単にまとめてみました!
iTunes Matchが日本上陸!年額3980円で何が便利になる?
「iTunes Match」はiTunesに取り込んだことがある曲がiTunes Storeにある楽曲とマッチすればiTunes Storeで購入したことと同等に扱ってくれるというサービス。
つまりTUTAYAなどのレンタルショップでレンタルしたCDを取り込んだ楽曲についても、iTunes Storeで購入したことと同等の扱いにしてくれる。つまりiTunes Matchの契約期間内であれば何度でも再ダウンロードが可能。
iCloudを利用して同じApple IDが紐付けられているiOS端末からのストリーミング再生なども可能になります。
年間3980円を支払わなければなりませんが、これらのことが可能になります。注意が必要なのは、この契約は自動更新になっているという点。自動更新をオフにするためには「アカウント>iTunes in the Cloud>iTunes Match>自動更新をオフ」を設定する必要があります。
iTunes Matchでマッチされてしまえば256Kbps・DRMフリーでダウンロード可能
iTunes Matchで一番のポイント(問題)なのはiTunesに取り込んだ楽曲がマッチしてしまえば、iTunesから256Kbps・DRMフリーで再度ダウンロードすることができてしまうという点。
既に「グレーな手法で手に入れた楽曲もマッチさせることができてしまう」ということがわかっています。例えば違法ダウンロードやYouTubeなどでDLして音源だけ抜いた楽曲であってもマッチさえしてしまえばiTunesから正規にダウンロードすることができるわけです。
この辺りの問題やお金の流れについて、著作権者とはどういう関係になっているのかわかりませんが、ユーザーとしてはiTunes Matchはかなり便利。
iTunes Matchの制限事項
iTunes Matchを利用は最大で10台のiOS端末で利用することが可能。保存とマッチングは25,000曲が限度。現在も iTunes Store で販売されている楽曲でiTunes Storeから購入したものは含まれません。
200MB以上の楽曲、2時間以上の楽曲、DRMロックされている楽曲は利用することができません。
iTunes Matchを解約するとどうなる?
この便利なiTunes Matchですが、途中で解約してしまうと再ダウンロードやストリーミング再生など一切行うことができなくなります。この点だけは要注意。
iTunes Matchを契約し続ける必要はありますが、一度マッチさせてしまえばiTunesから削除しても聞きたくなったらダウンロードするということができるわけですから。
もしiTunes Matchを解約しようと思っているのであれば、全ての楽曲をダウンロードしてから解約することをオススメします。