@JUNP_Nです。常に最新の情報をアウトプットしていくためには、常にインプットを行なっていかなくてはならないので情報収集は欠かせません。2013年2月現在、僕が日常的に行なっている情報収集の方法を公開します。
能動的なインプットと受動的なインプットを組み合わせた情報収集
僕は「能動的なインプット」と「受動的なインプット」の2つに分けて情報収集を行なっています。能動的なインプットを基本として、受動的なインプットで補っていくというイメージです。
補足:能動的なインプットは「自分から情報を取りに行く」、受動的なインプットは「自分が何もしなくても勝手に情報が流れてくる」という感じ。
能動的なインプットで利用しているサービスの代表的なもの
- 気になるブログやメディアのRSS購読(Googleリーダー)
- 気になったサイトをWebクリップ
情報収集で基本となるのはRSS購読です。RSS購読を知らない人は以下の記事を見ていただけるとわかりやすいかと思います。
RSS購読しているブログやメディアは大手メディア(ライフハッカーやGIGAZINE)よりも、個人ブログを多く読んでいます。ニュース以外の記事の場合、大手メディアが情報の最先端であることは少ないと感じています。
「個人ブログで話題になる→大手メディアで同じ内容の焼き直し記事が紹介される→一般層にまで情報が届き話題になる」ということが多く見られます。大手メディアだから情報が最先端、正確であるということは必ずしも当てはまらないのです。
iPhoneの使い方や、おもしろいアプリ、Webサービスなどの分野を中心に情報発信している男子ハックのための情報収集では特にそう感じています。
僕が購読している個人ブログのRSSフィードを全部公開すると凄い量になってしまうので控えますが、約200個のブログを購読しています。
受動的なインプットで利用しているサービスの代表的なもの
- Gunosyなどのキュレーションサービス
- Googleアラート
- はてなブックマーク
受動的な情報収集では、GunosyやGoogleアラート、はてなブックマークから情報収集を行なっています。
多くの場合、能動的なインプットで手に入れた情報と重複することが多くなりますが、重複することに意味があると思って確認をしています。
自分にとって有益だと思った情報がGunosyなどで話題になると、他の人にも有益であったんだろうなと判断することができますし、受動的な情報収集を継続している「話題になる記事」の特徴がわかってくるという効果があります。
はてなブックマークで話題になる記事と、Twitterで話題になる記事、Facebookで話題になる記事。どれもネット上で話題になった記事であることは間違いありません。でも話題にしている人たちは別のクラスタです。それを意識しながら記事を見てみると勉強になります。自分の情報発信がどのクラスタに向けているものなのかによって、記事タイトルの付け方などは大きく変わっていきますので。
具体的な情報収集の方法|Reederを基本にEvernoteに集める
上記した能動的なインプットと受動的なインプットを原則として、以下のようなフローで情報収集をしています。
(1)TwitterやFacebook、ブラウズ中に気になった記事などは全てReadabilityを利用してReederで閲覧するようにしています。
iPhoneなどからTwitterを見ている時に有益な記事を発見しても、iPhoneからは見ない。全てReadabilityに送り、後でちゃんと読むようにしています。
(2)ReederでRSSフィード、Readabilityを読む。
能動的な情報収集の中心は全てReederになるようにしています。iPhoneでReeder内の記事を読むということはせずに、iPhoneからは後で読む記事にスターを付けておくという作業をしています。MacからReederを見る時にスターを付けておいた記事を読みす。
iPhoneとiPadでReederに入ってくる情報を取捨選択、MacのReederで気になった記事を読むという流れで処理しています。
(3)キュレーションサービスは全てEvernoteにメール転送
キュレーション系サービスはGunosyとdiggというサービスを利用しています。どちらも有名なサービスです。
1日毎にキュレーションされた内容をメール配信してくれるので、配信先をEvernoteに設定しています。
情報収集2013年版まとめ
今回の記事では詳細な情報収集方法を紹介はしていませんが、以下に今回のポイントをまとめておきます。
能動的なインプット
- RSSやTwitterなど自発的に情報を取りに行く場合は大手メディアよりも個人メディアのほうが良い場合がある。
受動的なインプット
- 話題になる記事の傾向分析にも役に立つので、能動的インプットと重複しても気にしない。
情報収集フロー
- 能動的なインプットはReederに集約した後に、必要なものをEvernoteへ送る。
- 受動的なインプットはEvernoteに集約する。
- 最終的にEvernoteがネタの宝庫になる。
ちなみに2012年版の情報収集方法はこちら
ブロガー向け|インプットしながらアウトプットのイメージトレーニングをする
ブロガー向けの補足ですが、インプットしたらそれで終了。Evernoteに放り込んだから終了とするのはもったいないですね。アウトプットすることを意識してインプットをしたほうが良いと思っています。
以前にGadget Girlの@spring_maoちゃんと話をした時にもお互い納得してしまったのですが「アウトプットのイメージをしながらインプットをする」という習慣をつけています。
紹介したいiPhoneアプリに出会ったら、初めて使うときには記事構成をイメージしながらアプリを利用してキャプチャを撮っていく、アプリをひと通り体験した後には記事タイトルができている。そんなイメージです。
ニュースなどの速報系の記事も同様です。自分がその記事を最初に見た時の印象や感じたことを、そのまま記事にしたほうが伝わりやすいと思っています。ちゃんと推敲して記事を書くということも重要ですが、推敲すればするほど自分がその情報に最初に出会った瞬間の気持ちは薄くなっていくので、インプット時にアウトプットの方向性をイメージしておくとブレないんじゃないでしょうか。