@JUNP_Nです。ライフログという言葉が流行り、広く浸透してきた昨今ですが、それでもまだ一般的ではないライフログ。興味はあるけれどライフログってどうやるの?というモヤモヤを解決してくれることでしょう。
ライフログへの大きな2つの勘違い
本書は「ライフログって、何でも記録するんですよね。大変そうですけど、何の役に立つんですか?」という"よくある質問”から始まっています。
この「大変そう」「役に立つの?」という2つの勘違いというか疑問を聞かれることが多くあります。
なんでもログをとっておけとは思いませんが、とっておくにこしたことはないと思っています。
ライフログはメモや家計簿など多くのコトを保存しておくのですが、これが「大変だ」と考えている人が多いです。でも実際にやってみるとそうでもないんです。そうiPhoneがあるからね(笑)という話。iPhoneに限らずスマートフォンであればライフログへの手間はほとんどありません。
今まで仕事や生活に役立つとされてきた断片的な記録を、トータルにバックアップしてくれるもの、それがライフログなのです。"記録するだけでうまくいく - p.6"
まさにコレがライフログ。多くのことを忘れてしまう僕達のバックアップになるものですね。
ライフログの初め方から記録の方法まで網羅
本書の嬉しいところは正にココ。ライフログの指南書とでも言えばいいでしょうか。
Webサービスやスマートフォンを使って手軽にライフログを取得していく方法がわかりやすく説明されています。画像も多く使われていて、とてもわかりやすく説明がされているので、ライフログを始めたいがスマートフォンって難しいと思っている人にもオススメです。
コラムにはライフログを活用している8人の活用事例も!
じゃあ具体的に活用している人たちってどうやってるの?とういものがコラムに紹介されています。
マラソンからダイエット、仕事の可視化まで様々な活用事例が紹介されるなか、僕も写真とライフログについてコラムを書かせて頂きました。
僕は写真をこんな風にしてライフログとして集約していますよーという部分の紹介をしましたが、ライフログを行う方法はもっと多くありますし、僕も本書で紹介していない方法がいくつもあります。
ライフログの1つの方法としては、既に活用している人たちの使い方はとても参考になるのではないでしょうか。
巻末付録が丁寧
おそらく現在もっともポピュラーなライフログの方法としてEvernoteに保存すること。
そのEvernoteに保存を行う方法や、各種Webサービスから自動的にEvernoteへの集約してくれるWebサービス「ifttt」の使い方。
またFacebookでもライフログはできるよね。という方法も紹介されています。
本書を読んでみて、最後に巻末付録を参考にすれば明日からでもライフログを始めることがでできると思います。
ライフログに興味のある人は是非、手にとってみてください。